【まさかの史上最低を更新】ドキュメンタルで一番評価の低いシーズン8を見てみた【100万円が痛くない】

お笑い

アマゾンプライムの松本人志のお笑い作品
『ドキュメンタル』の最新作
シーズン8を見ました。

こちらはドキュメンタルの
Amazonレビューでは
最も評価が低いシーズンになっています。
たしかにぼくも
「今までではかなり下の方だな、、」
と思ってしまうシーズンでした。

ぼくの感想としては
レビューが荒れる理由は2つ
あるなと思いました。

100万円の参加費が痛くないメンバー
で構成されていたことと
ドキュメンタルの性質の問題
かなと感じました。

序盤に誰が脱落する、などの多少のネタバレは含みますので、気にされる方は読まないでください。

吉本で固めたられた参加者10人

シーズン8の参加者は以下の通り。

千原せいじ(千原兄弟)
チャンス大城
河本準一(次長課長)
庄司智春(品川庄司)
藤田憲右(トータルテンボス)
松尾駿(チョコレートプラネット)
ここまでが初参戦組。

藤本敏史(FUJIWARA)
くっきー!(野性爆弾)
ケンドーコバヤシ
千原ジュニア(千原兄弟)

今回は吉本興業の芸人で固められました。
まあ吉本が作っているし
松本人志プレゼンツなので
当然と言えば当然です。
吉本ブランドのお笑い作品です。
初参戦は6名で多かったですね。

ドキュメンタル史上最高のネタ?

シーズンを総括すると、
「あんまり面白いシーズンではなかったな」
って感想になっちゃうんですが、
部分的にみると
面白いところはたくさんありました。
中でもくっきーの面白さは
やはり群を抜いていました。

あの松本人志が、
誰も笑っていなかったのに
面白かったから止めて演者の方に来る

っていう事態が起きていました。

くっきーのネタが面白すぎて、
その場に行って「面白かったなー」
って喋りたくなってしまったから、
誰も笑っていないのに止めて
演者とトークしに行ったっていう状態です。

こんなことって今までないことです。
このことから、くっきーのネタは
ドキュメンタル史上最高のネタだった

と言っても過言ではないと思います。
まあ単に松っちゃんのツボだった
っていう言い方もできますが、、、

全体の評価は低いけど、
コレだけでもみる価値はありますね。

100万円の参加費が痛くないから緊張感がない

序盤に千原ジュニアが脱落しているのを見て
「やっぱジュニアって
こういうの向いてないよなー」
って思いました。

でも、よくよく考えてみると
向き不向きではなく、
100万円の参加費が別に痛くないから
緊張感がないってことも
ありそうだなと思ったんですね。

今回出た芸人ってほとんどが売れっ子です。
100万円の参加費というのは
ドキュメンタルに出場できるなら
痛くないと思っている芸人ばかり
じゃないでしょうか。

笑ってしまったら100万円が水の泡、
というギミックが
ドキュメンタルの緊張感を生む
今までになかった新しい設定
だと思うんですが、
売れっ子、つまり金持ちが集まると
それが十分に作用しないんですよね。

笑いは緊張と緩和ですよね。
そこで笑うと100万円失うという
ありえない緊張感があるからこそ
見たことのないようなことが起きるのが
ドキュメンタル
だとぼくは思っています。

それがもうブランド化して
100万円払ってでも出たいものになり、
100万円払うのが痛くもない
芸人が集まったことで、
なんか普通の
「笑ってはいけないシリーズ」みたいな
感じになっていて、
別にアマゾンプライムじゃなくても
テレビでも見れそうだな、
っていうバランスになっていたと思います。
シーズン8は特にそう感じました。

ここに売れない芸人が数名参加すれば、
初期の頃のような
本当に何が起こるかわからない、
コレって笑いなの?って思うくらいの
ヒリヒリした緊張感も
生まれたんじゃないかと思います。

「面白い人は面白い想像力が働くから
笑ってしまう。面白い芸人は総じてゲラだ」
というのはとても納得のいくことですが、
この我慢の蛇口が
ゆるくなっている気がしました。

その蛇口を閉めるのが100万円なのに
100万円じゃ閉まらない蛇口の
持ち主ばかりが参加している状態でした。

ゆるくなっているからこそ、
全体の緊張感が薄く、
緩和の時の火力が低いような
気がしてしまいました。

こういう設定の上でやっている
ドキュメンタルなんだから
笑ってしまったら明日の生活が危ぶまれる、
それでいて優勝すれば人生が変わる
っていうモチベーションの
芸人が数名参加してほしいな
って思いました。

あと、ジュニアに関しては
ゾンビとして出てきたときに、
普通にせいじと一緒に
千原兄弟のネタをやっていて
ぼくは見たことあるネタだったし、
芸人たちも当然知っていたようです。
あそこであれはどうだったんでしょうか。

なんというか
ドキュメンタルじゃなくても見れるじゃん!
って思ってしまったので
ぼくはちょっと入っていけなかったです。

今回は最後まで残った芸人が多く、
ゾンビタイムは振るわなかったですね。

ドキュメンタルの性質の問題?

今回はトータルテンボスの藤田が
振るわなかったですね。
作中でも「藤田おもんないぞ」と
いじられていて笑いになっていましたが、
そのいじりもいらないくらいの感じでした。

ただ、藤田はそんなに悪くない
と思うんですよね。
ドキュメンタルの性質上しょうがないな
っていう気がしました。

ドキュメンタルは突発的に
ネタをする仕組みです。
順番に打席に立つという平等さはない。
だからこそ、
空気を読みつつ周りに合わせつつ
ネタを披露するしかありません。

藤田は戦略として攻撃側に回り
積極的にネタを打っていました。
で、そうなると周りの芸人は
マナーとして人のネタを見るわけですね。
それを壊すこともできるけど、
当然お互いにリスペクトがあるから
一旦は見てみるっていうスタンスがあります。
コレは良いと思います。
なんでもありとは言え、
人のネタを見ないというのは
そもそも企画が成立ませんし。

しかしながら、つまらないネタも
みるということになるので
制限時間がなくなってしまう
って弊害があります。
時間を掌握してしまうんですね。

視聴者のぼくとしては、
時間制限6時間の中で戦っている
ドキュメンタルで、
参加者全員面白い芸人たちがいるのに
なんでこんなつまらないネタに
時間を割いちゃってるんだ、
他の芸人のネタを見せてくれ!って
思ってしまいました。

だからこの芸人つまらなかった、
って言いたくなっちゃう。
Amazonレビューには
そんな視聴者の気持ちが
反映されているんじゃないかなと思います。

まあここは仕組み上難しいところですよね。
ただ、今回は
これがカットされなかったということは
ドキュメンタル製作側としては
これ以上面白いとれ高がなかった
とも捉えられるので、
そうするとシーズン8は面白くなかった
っていう結論にはなってしまう
んだと思います。

ぼくにとっては
笑い疲れるくらい笑えるのが
ドキュメンタルなんですが、
シーズン8ではそういうことはなかったです。

お蔵入りの影響もあったのかも

というわけで
Amazonレビューでは
史上最低評価を更新していた
ドキュメンタル最新作のシーズン8の感想でした。

部分的には
面白いネタはたくさんありました。
チャンス大城の恋話とか
庄司の頑張りとかがぼくは好きでした。

ただちょっと振るわなかったのは
このシーズンの前に収録した回が
下品すぎるということでお蔵入りになった
っていうのもあのかもしれませんね。
多少の注意が入ったから
ちょっとテレビ寄りになったというか、
普通の笑いの方に寄ってしまったのかも。

とはいえ、売れっ子芸人ばかりが出る
っていうところはなんとかならないかなー

とは思います。
たしかに、
テレビバラエティでも笑いを取るし
ネタもできるっていう優秀な芸人が
ドキュメンタルのなんでもありの世界で
どんな振る舞いをするのか
っていうのが興味があるところだし
見たいですが、そのほかにも
参加費の100万円が本当に痛い、
でも面白いっていう若手芸人にも
出場のチャンスを与えてほしい
です。
そういう若手が出れば
地位を築いているベテラン芸人も
お金じゃなくて「笑ってたまるか」
っていうプライドの部分で
緊張感が出るんじゃないかと思います。

すべらない話で小藪とか宮川大輔とか
たくさんの芸人が売れっ子に
なっていったように、
ドキュメンタル出身の芸人が
そろそろ出てきても良い頃だと思うんですけどね、、

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