プロフィール
右枝

働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
音楽専門卒→フリーターバンドマン、夜勤15年→無職へ。
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【ワンパンマン】原作版(ONE)と、となりのヤングジャンプ版(村田版)の違い

漫画

<こちらは数年前に書いた記事です>

人に勧められる面白いウェブ漫画は何かと問われれば、僕が最初に思い浮かべるのが「ワンパンマン」だ。

最近アニメ化され(2期も決定しているらしい)、知名度は抜群、物語もシンプルでとっつきやすい漫画である。

ワンパンマンとは

「ワンパンマン」は、ハゲるほどの努力をした結果、最強の力を手にいれたヒーローの話だ。強すぎる主人公なので、すべての敵をワンパンで倒していく。

この設定の適当さに脱力感があっていい。いかにもウェブ漫画という感じだ。

原作はこじんまりしたホームページに上がっているの素人の漫画だ。ONEという人が書いている。これが人気を集め、作者はプロの漫画家になったらしい。

>>ワンパンマン

僕が初めて読んだのはもう何年も前になる。ネットの海を旅していてある日これを見つけた時は一気にハマった。わかりやすく爽快で、ネットをだらだらと見ているテンションにぴったりのゆるくて面白い漫画だった。

一気読みした後はなかなか更新されないので、今では思い出した時に読みにいくという感じだ。

この「ワンパンマン」のリメイク作品が「となりのヤングジャンプ」というウェブ媒体で発表され始めたのが、2012年頃。こちらは画力に定評のある漫画家の村田雄介が一から書き直している作品である。

www.tonarinoyj.jp

こちらの方は割と定期的に更新されるので、僕はちょくちょく見に行っている。そして今週(5月25日)に更新された内容が面白かった。というわけで今日はワンパンマンのことを書こうと思ったのだ。

改めて読んでみると原作版と村田版の違いはかなりあるし、この違いが面白いなと思った。

原作版ととなりのヤングジャンプ版(村田版)の違い

原作版と、となりのヤングジャンプ版の漫画の違いの最たるものは画力である。これは一目瞭然だ。

原作版

f:id:slices:20170527083104p:plain

出典:http://galaxyheavyblow.web.fc2.com/fc2-imageviewer/?aid=1&iid=2

となりのヤングジャンプ版

f:id:slices:20170527083347p:plain

出典:http://viewer.tonarinoyj.jp/series/FlR8CfEDXW0/FlR8CfEDXW4?manga=onepanman

プロと素人の差がこれでもかというほどに出ている。コマ割りなんかもやっぱりプロだなという感じだ。

ゆるい漫画がシリアスな漫画に

この画力の向上により、「ワンパンマン」はよりシリアスな漫画になった。ゆるいウェブ漫画から、ちゃんとした面白い漫画になった。

画力と構図のテクニックによって戦闘シーンがダイナミックになった。そしてよりリアルになった。

村田雄介の手で書かれる、ワンパンで弾け飛ぶ怪人は結構グロい。殴られて弾け飛ぶ血などもリアルだ。というわけで結構ショッキングなシーンが増えるのだ。

原作版だとその絵の拙さから、怪人が一発で消し飛んでいてもどこかファンタジーというか、ギャグ的なところがある。両津勘吉にはミサイルも効かない的な。リアルじゃないから怪人が死ぬということをそれほど連想しない。

しかし村田版では画力がアップし、より細かな描写になることでより怪人の死を感じるようになり、物語のシリアスさが増している。緊張感がある。その反面、原作の肩の力の抜けまくったギャグ要素は薄まる。

このことを、今週更新されたとなりのヤングジャンプ版「ワンパンマン」116話を読んでまた改めて強く感じた。主人公サイタマが倒した怪人が首だけとなって飛んでくるというショッキングなシーンがあり、シリアスでゾクゾクした。

両方の面白さ

これはどっちがいい悪いの話ではない。この辺りはドレードオフの関係だろう。あちらを立てればこちらが立たずである。僕は両方とも面白いと思う。

やっぱりとなりのヤングジャンプ版は漫画としてめちゃくちゃ面白い。のめり込んでしまう構図で勢いがあってグイグイ読ませる。なんてったって絵の迫力がものすごい。

原作は原作で、画力がないからこそ鬼気迫るものがあったりする。絵を最後まで描き切らない感じというのか、顔を陰にしてあえて書かないようにして、読み手に想像させるというような工夫があったりする。

原作は言わば、ドット絵時代のロールプレイングゲームのような感じだ。こちらである程度認識できれば、あとは自分の想像力で物語は十分に伝わってくる。ともすれば描き切らない方が伝わってくるということもあるだろう。絵の情報量が少ないので、こちらが想像する余剰がたっぷりと残されている

想像している時、この漫画にのめり込んでいるのだ。

原作、村田版で2度おいしい『ワンパンマン』

ちなみにとなりのヤングジャンプ版ではかなりオリジナルストーリーが追加されている。これがまた2度美味しくて嬉しい。原作に出ないキャラクターがたくさん出るし、エピソードもかなり多い。原作のキャラクターをより掘り下げていたりもする。

願わくば今年1月から依然として更新されていない原作版が更新がされることである。

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