アジアカップ準決勝、日本はイランに3-0で勝利し決勝進出を決めました!
ぼくは夜勤があったので、録画で見ようと思っていたら毎週録画している『内村さまぁ〜ず』と被っていたようで録画が途中で終わってしまって前半30分までしか見れませんでした。。
というわけで、結果を知っていたので冷静に見れたし、そもそも3分の1しか見れなかったわけですが「イランそんなに強くなくね?」というのが率直な感想です。
イラン代表はメディアで、アジア最強という風に言われていた気がするんですが、言うほど強くなかったような気がしました。

日本3-0イラン
60’遠藤→塩谷、73’酒井→室屋、89’堂安→伊東
ゴール:大迫56′,67′(PK)、原口90+1′
ぼくが見た前半30分までの印象だと「このままこれを続けたら3回やったら2回は勝てそう」という感じでした。
イランは縦に急ぎすぎでしたね。パスの質もそれほど高くなかった。日本の前線の選手が奪われてもすぐにディフェンスするという影響もあったんでしょうが。
攻撃は単調でした。ロングスローとキーパーのロングフィードがしつこい感じがしましたが、必ずやってくるという感じで意外性はないのでとにかく集中し続ければ怖くないという感じ。
もちろんその集中が難しいミッションだと思うので、日本の選手たちは素晴らしかったです。
イランの選手たちは海外で活躍する選手もいて、デカイし当たりは強いし個人がしっかりしている感じがありました。
そんなわけでアスリートとして優れているなという感じはあったんですけど、組織的な攻撃など連携のしなやかさはなかったですね。真っ向から突っ込んでくる感じで、ここまで単純な力で勝ってきたんだろうなと。
イランはここまですんなり勝ってきたので、日本と戦ってこの大会で味わったことのないやりにくさを感じたんじゃないでしょうか。フラストレーションが溜まっているよう見えました。
日本の先制点のシーンが象徴的ですが、審判にみんなで詰め寄っていてボールを見ていなかったです。自分たちのプランがうまくいかなくて焦っていたんでしょう。
正直あのゴールシーンでちょっと思ったのが「アジア最強レベルでもこのレベルか、、、」というアジア人サッカーファンとして、ちょっと残念な感想です。あそこでプレーをやめてしまうのはちょっとありえないですよね。気持ちが入りすぎている感じで、冷静さがないよう見えました。
ま、ぼくはこのシーンはダイジェストで見ただけなので流れはわからないんですけど。
日本のサッカーは良かったですね。「大迫が入るだけでこんなに変わるかー」という感じでした。大迫半端ない。
大迫がトップから降りてきてボールを持てる、その周りに南野、堂安、原口というドリブルで仕掛けられるしパスも捌ける選手が良い距離感でポジショニングしている。
というわけでショートパスで崩していく形が前半30分まででも2〜3回ありました。これを続ければ点が取れるなという感じ。
で、イランの方も柴崎、遠藤の両ボランチを比較的自由にさせてくれているように見えました。というか、そういう時にやはり日本のチャンスになっていました。
イランも球際は厳しく来ていましたが、その辺の中盤の守備の集中力はそれほどない感じがしました。
日本の攻守の切り替えも良かったし、イランがやってくるロングフィード、ロングスローへの対応はしっかりしていましたね。
特に吉田と冨安の両センターバックの安定感は素晴らしかった。あれくらい縦にしつこい攻撃で単調だけど効果はある攻めを続けられると、これまでの日本だと1、2回くらいはいわゆる「やらかし」があって失点しちゃうイメージもあるんですけど、最後まで集中して守れたようです。
もちろん日本が勝って嬉しい気持ちが一番ですが、それにしても「アジア最強イランがこのレベル、アジアのサッカーは差はなくなっているとはいえ所詮アジアレベル」と感じてしまったのが残念です。
この試合前までぼくは、森保ジャパンの完成度はまだそれほどでもないから、8年の集大成と言っているアジア最強イランにボコボコにやられるんじゃないかと思っていたんですよね。
で、すんなり勝っちゃうんかい、アジアはそのレベルなんかいと思ってしまいました。
まあ、「日本が3-0で勝つ」っと知った上で見たというのが大きい気がしますけど。
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