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働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
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M-1グランプリ2018ファイナリスト決定!残り1枠、敗者復活枠を予想してみる

お笑い

ついにM-1グランプリ 2018のファイナリストが決まりましたね。

ここ最近の常連や時々名前を聞いたことがあるような実力者が順当に勝ち上がったんだなという感じがします。

ここに至るまでの準々決勝や3回戦の模様が今、GYAO!で見れるんですよね。>>M-1グランプリ 2018 準々決勝

というわけでここでは、惜しくもファイナリストを逃して敗者復活枠に望みをかける芸人のネタを見て、敗者復活のファイナリストを個人的に予想してみたいと思います!

 

M-1 2018ファイナリスト

M-1グランプリ2018ファイナリストは以下の通りです。

霜降り明星
スーパーマラドーナ
ギャロップ
かまいたち
ゆにばーす
トム・ブラウン
和牛
見取り図
ジャルジャル

M-1グランプリ2017のファイナリストであるスーパーマラドーナ、かまいたち、ゆにばーす、和牛、ジャルジャルが順当に進出したんですね。

なんと出場枠の半分を占めています。やはり実力通りということなんですね。期待できます。

他にはギャロップ、見取り図は僕でも名前を聞いたことがあるコンビでもあるのでベテランという感じがします。初ファイナリストということで「ついにここまできた!」という感じでしょうか。

トム・ブラウンと霜降り明星は若手実力者ですね。勢いがありそうです。

 

敗者復活戦に進んだ16組のネタ感想

さて、惜しくもファイナル進出がならなかった芸人は次の通りです。16組が敗者復活の1枠を争います。

からし蓮根
ニッポンの社長
マユリカ
ダンビラムーチョ
マヂカルラブリー 
プラス・マイナス
侍スライス
アキナ
ミキ
たくろう
ウエストランド
インディアンス
三四郎
金属バット
さらば青春の光
東京ホテイソン

ここまでくると知らない芸人もちらほらいますね。

とりあえず全てのネタを見て見たので簡単に感想を書いてから、ファイナル進出者を予想したいと思います!

 

侍スライス

漫才コント。「コントがうまくできない」を笑いに。ボケが邪魔するとかじゃなく、2人ともコントの題材を知らないという設定。ツッコミがいないから、面白い劇という感じ。漫才ではないなと思ったけど面白かった。

 

プラス・マイナス

ツカミが早い、うまい、実力があるという感じ。きちんと作り込んで緻密な感じ。それでいて「今やっています」という風に見せる技術があるんだろうなという感じ。悪く言うとM-1必勝法を詰め込んできた感じで個性が弱く見えた。2人とも個性があって面白い芸人なので、ちょっともったいないかなと思った。

 

ダンビラムーチョ

街にいそうな怖いおじさんを演じる。正義感が強すぎておかしなことになっていて怖いおじさん。あるあるの笑いという感じ。このタイプの怖いおじさんを演じるというのは初めて見た。面白い。

 

三四郎

ツッコミワードは相変わらず面白いけど、相田のボケがこれまでと変わらず。見慣れた感じがして物足りない。

 

さらば青春の光

切り口が面白い。揚げ足取り系。軽犯罪、法律を厳守すると人生つまらないよねという漫才にする必要のない謎のメッセージが伝わってきた。

 

ウエストランド

形が同じボケが続くので、最後どう締めるのか注目してしまう。その割にちょっと弱いかなと。

 

インディアンス

うざい熱量のしつこい漫才。高カロリー。マシンガンボケで普通に笑える感じが続きながら、たまにヒットするボケがある。面白い。テンポで笑える。

 

東京ホテイソン

独自の形のあるコンビなので安定。ツッコミワードさえ心をつかめば一気に行けそう。形がわかっているから次はどんなツッコミワードが来るんだろうと注目するが、そのハードルをちゃんと超えるし、尻上がりに良くなるので面白かった。

 

マヂカルラブリー

最初のつかみボケが最高。静と動、馬鹿馬鹿しいボケが良い。動きのバリエーションが少ないところがなぜか個人的にツボ。いつも同じ動き。中腰になって跳ねるやつ。笑っちゃうんだよなあ。

 

金属バット

世捨て人感ある2人。なのに漫才うまい。ずっとふざけてる感じ。肩の力抜けてて良い。めちゃくちゃ面白い。うまく言えないけど、お笑い芸人てこうあるべきだと強く感じた。危うい感じがあり、まだパッケージされてない感じ。出てきた頃の笑い飯と同じ空気。

 

ニッポンの社長

引っ張って引っ張ってからのそっけないツッコミは面白かったけど、笑いの数と大きさが少ない。一つのボケで引っ張るのは潔くてすごい。

 

マユリカ

出てきたところでボケの方の様子がおかしくて、ナルシスト感あってキャラでやる漫才かと思いきや、普通の漫才コント。

 

たくろう

ボケがキャラ立ちしている。コミュ障感、天然ボケ。そのままのキャラクターでテレビのトークとかいけそうな感じ。面白い。

 

ミキ

2017のファイナル3組まで残っていたミキ。やっぱりうまいし、実力がある。これぞ漫才って感じ。ブリッジのように使っていたボケのようなものがちょっといらなかったかなと。

 

からし蓮根

漫才自体はあんまりうまくよう見えたけど、どういうボケが出てくるか期待できる感じ。

 

アキナ

やっぱりコントの人たちだなという感じ。漫才コントだけど、コントにした方が面白いんじゃないかと思ってしまう。

 

敗者復活予想『金属バット』

さて、敗者復活戦まで勝ち残った16組の準々決勝でのネタを見て行きました。やっぱりここまで残るだけあってどの芸人も面白かったです。

他にも敗者復活戦までは残れたかった芸人のネタも見たんですが結構面白くて、実力は拮抗しているんだなと思いましたね。

そんな中でも僕はぶっちぎりで面白いと思った芸人がいました。

金属バットの2人です。

もうめちゃくちゃ面白かったんですよね。これぞ芸人、これぞ漫才という感じがしました。

ぜひ見て見てください。

>>金属バット M-1グランプリ 2018 準々決勝[大阪]

 

M-1の予選に勝ち残っている芸人のネタをたくさん見てみると「これがM-1で勝つ漫才の必勝法」というのがなんとなく見えて来るんですよね。

後半尻上がりになる、だったり、最後は最初のボケに戻って綺麗に終わる、だったり。

それで面白いからそれが必勝法になっているんでしょうけど、一気に数を見てみると、なんかちょっと個性を感じなかったりするんですよ。

そこへきて金属バットは「自分たちが面白いと思っているものをやるだけ」というような感じがしたんですよね。M-1に合わせてきていないというか。

客に媚びていない感じというんでしょうか。

芸人は舞台に何度も立って受けたボケを残していってネタを洗練させていくという話を聞きますが、そういうこともしていないんじゃないかと。

そんなことより自分たちが笑えるものをやる、その結果、独特で見たことのない面白さがあるという感じでした。

「iphoneがユーザーの要望に答えない」というのと同じですね。ユーザーの要望に答えても平均的な普通のものが出来上がるだけなので、ユーザーの要望を無視することで新しい価値を提供しているのがiphoneで、その感じを金属バットに感じました。

 

金属バットに期待!

というわけで僕の敗者復活枠の予想は金属バットです。彼らがM-1の決勝に出てきたら他の芸人たちとの温度差があって面白いことになるんじゃなかろうかと思います。

今年は去年のファイナリストが5組もいるので実力が拮抗していて安定している大会なのではと予想されます。面白いのは間違いないでしょう。その反面、見慣れているというのもあると思うんですよね。

そこにまだ世間的には知られていないような芸人が敗者復活枠でくると大会として面白くなると思うんですよね。

金属バットの敗者復活を期待したいです!

 

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