プロフィール

働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
音楽専門卒→フリーターバンドマン、夜勤15年→無職へ。
2021/12/1から無職ニート生活。
ニコニコ漫画に1ページ日常漫画投稿中↓
話し相手がいないからここに描く。

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【オリラジ中田の新プロジェクト】漫画『曼陀羅東京』とボカロ曲『成仏させちゃうぞ』のレビュー

漫画

オリラジの中田敦彦が
新プロジェクトを始めると
YouTubeで語っていました

最近のオリラジ中田の変化

ぼくは最近のオリラジ中田が
好きなんですよね

少し前まではYouTubeで大成功して
シンガポールに移住して、
Youtubeの更新頻度を減らして
戦略的趣味で茶道なども初めて、
なんかゆっくりとした生活にシフト
していくのかなって思っていて、
なんかつまんなくなるなぁ
って思ってたんですよ

でもここ数回の中田のtalkチャンネルでは
ギラギラした中田が戻っていて
「テレビと戦争じゃい」的なマインドで
血湧き肉躍る危ない雰囲気のある
中田になっていて、
それでまた僕は好きになったんですよね

ラジオと幸福洗脳を
やってた時が好きだったんで、
最近なんか綺麗さっぱりしちゃったよね
って思ってたところ、
あの頃のギラギラ感を今の知識と影響力で
やろうとしているので面白くなりそうです

オリラジ中田の新プロジェクト

さて前置きが長くなりましたが
中田の新プロジェクトというのは、
ボカロ曲とスマホ漫画です
ガッツリとしたエンタメを
仕掛けていくようです

戦略的に、
日本が世界で戦うにはここしかない
ってことで始めるようです
漫画のエピソードにボカロ曲を紐付けて、
ネットで同時に無料でリリースして
バズらせる目算

ゆくゆくは漫画のアニメ映画化を
目指すみたいですね

ネタとか曲とかで自分でできることを
表現してきた中田がついに、
自分が演者からは離れ、
物語制作に着手した
格好ですね

ボカロ曲『成仏させちゃうぞ』

さて、新プロジェクト発表一発目の
ボカロ曲『成仏させちゃうぞ』ですが、
まあ言ってしまえばAdoの
『うっせえわ』かなって感じでした

PERFECT HUMANがカンナムスタイル
だったことを考えると
既定路線とも言えなくもないですね

ただカンナムスタイルは
日本産ではなく韓国、
うっせえわは日本ってことで
少し後退してる気がしました

PERFECT HUMANって
カンナムスタイルを日本風にしたから
ヒットしたのかなって思っているんですが、
(それまで芸人だったオリラジが
ネタ番組で披露したから面白さもあって
ヒットした、の方が正しいか?)
うっせえわが日本で爆発的にヒットした後に
またうっせえわ風の曲で
ヒットするんだろうかっていうのが
ちょっと疑問です

ぼく個人としてはカンナムスタイルは
知っていたけどそんなにちゃんと
知らなかったところに
PERFECT HUMANを聴いたので
曲としても新鮮、
ネタとしても面白いってことで
動画を探して聴いていた記憶があるんですが
うっせえわはまあそれなりに耳にしたので、
うっせえわっぽい今回の
『成仏させちゃうぞ』にリピートしたい欲が
それほど湧いてきませんでした

んでまあ曲ですが、
ぼくはボカロ曲自体を聴いてこなかった
人間なので割と新鮮でした
なんか歌詞が聞き取りづらいってのが発見で
ボカロ=siriみたいなもんだろって
印象だったので、
やけに滑舌良かったりするんだろうな
って思ったんですけど、
あんまり言葉が立ってない印象で、
だからこそわりと楽器演奏と
マッチングしている気がしました

歌詞聞き取れない問題は
動画を見ながらだと
歌詞が派手に出てくるので
気にならないですしね

まあ曲は結局好みは人それぞれだし、
自分の環境でずっと流れてれば
刷り込まれて好きになるだけだし
って感じで特に何も思わなかったです

漫画『曼陀羅東京』

漫画の方はぼくはめっちゃ期待しています
ストーリーがそそるんですよね

トップページのあらすじ↓

2037年、日本は二年前に発生した南海トラフ巨大地震によって壊滅的な打撃を受けていた。復興が急がれる中、テロ組織「VAJRA」が渋谷区の独立を宣言。動き出したのは、内閣府直属の特殊部隊「霊撃隊」の釈迦堂アヤメだった…。

曼陀羅東京 – 公式サイト

ちょっと先の未来の日本が舞台で、
能力バトル系の漫画のようです

(テロ組織のVAJRA(バジュラ?)って
昔の伝説のカルトアニメ
「ジェノサイダー」にも確か出てきますね
オマージュなのかな?)

んでテロ組織の方が若者中心で
新しい日本を作りたい側、
日本側が老害の旧態依然とした側
として描かれるっぽいです
新旧の二項対立といった感じ

中田の思想的には
新しい日本を作りたい側だと思うんですが、
主人公は老害側の勢力みたいなんですよね

ここがどうなっていくのかが
面白そうだなと思いました

絵柄はこれでいいのか問題

漫画の絵はいわゆるネーム
と呼ばれるような、
普通の漫画からすると
「下書きなの?」
って思ってしまうかもしれないような
簡素な絵です

情報が伝われば良い系の漫画の絵
って感じですかね
例えば『ドラゴン桜』とかみたいに
絵よりもストーリーメインだから
絵は伝わればいい、的な

漫画ってストーリーとか演出の方が
大事だったりするから、
絵にかかるコストを下げている感じがします

ただ、曼陀羅東京はストーリーが
伝わればいいよね系の漫画でもあるけど、
バトル漫画でもあると思うんですよね

そうするとこの絵柄では迫力はないので
どうなんだろうって思いました

何のストレスもないし、
展開もわかりやすく読みやすいんだけど、
サーっと流れていってそのまま
終わってしまった印象でした
引っかかるところがないっていうか
中田が動画で語ったままのストーリー
だったからまあ、うん、って感じで

それこそ、冒頭に出てくる
中田が大好きなラーメン二郎のような
アクの強さがない

絵柄は結構薄味です
なんか、絵が上手い人がスピード重視で
描いている感じの絵ですね

なんかこう、熱とか
のめり込む感じを感じなかったです
ストーリーは王道の導入部って感じで
理解しやすすぎるぐらいだったので、
どこかにこの漫画でしか読めない
アクのようなものを感じたかった
です

あとはこの簡素な絵柄で
死をどう扱うかに、2話以降は期待します
こういう可愛らしい絵柄のキャラクターが
死んだりするとまたそれはそれで
狂気があったりするので
そっち系にいくのかな
っていう期待がうっすらあります

中田本人の熱量を作品が超えられるのか?

ただ雑感としては、
結局は中田がyoutubeであらすじを
語っていた時の熱量を超えるものは
なかったので、
そこがポイントかなと思います
中田がありったけの熱を持って
お届けする作品に、
中田の熱がこもってない
このギャップが結構あるなと

中田敦彦YouTube大学の面白さって
やっぱ中田自体の熱量だと思うんですよね
言ってしまえば内容はどうでもよくて
中田の立ち振る舞いの異常な熱がおもろい
ってんでとりあえず再生ボタン押してみる、
っていう感じがあるんですよ

だから中田が東京曼陀羅を
紹介してしまうと、その紹介の方が
面白く感じてしまうんですよ、今のところは
ここがどう変わっていくのかなって思います

まあこの辺りは漫画は無料で出すし
ストーリーをわかりやすく
理解してもらって映画のヒットを狙う
的なことかもしれないし、
中田の熱は今後のストーリーそれ自体に
込められているのかもしれません

オシャレな絵だからボカロには合う

でも、血湧き肉躍る系の中田が
バトル漫画やるっていうから
ページが真っ黒の熱量ゴリゴリの絵で来る

と思ったのに、
オシャレ系のイラストレーターが
描いたような絵柄だったのは正直驚きでした

ただこの絵柄はオシャレだから
ボカロ曲とはかなり合っていると思いますし
熱量ゴリゴリの絵柄では
広くは浸透しないような気もするので、
その辺も考慮しているのかもしれませんね

縦スクロールじゃないんかい!

あとは
スマホ縦スクロール漫画かと思いきや
横にスワイプしてページ感覚で読んでいく
形式だったんですが、
スワイプする時に正確に横にしないと
たまに下にいっちゃったりして
それで読みにくいと感じました

最近はアプリとかでもっと
読みやすい形式があるので
ちょっとした違和感がありましたね

スマホ市場に行けなかったから
落ち目になった日本!
とか散々いっていたので
この辺りのちょっとした使いづらさ
スマホ対応はしっかりしてないんかい!
ってちょっと思いました

おわり

というわけでオリラジ中田の
新プロジェクトについて
思ったことを書いてきました

ほぼほぼ漫画についてでしたね
まあ簡単に言ってしまうと
中田の熱を受けて漫画を読みにいった結果、
熱はなく薄味だったので拍子抜け

ってところですかね

天一でこってりを注文したはずなのに
あっさりがきたよねっていうね

何にしろ
今後の東京曼陀羅には期待しています

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