プロフィール

働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
音楽専門卒→フリーターバンドマン、夜勤15年→無職へ。
2021/12/1から無職ニート生活。
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義理チョコでも受け取ったらお返ししなきゃならないので義理チョコ文化はいらない

ブルーカラー日記

(こちらは2018年2月に書いた記事です)

ネタがないので今週のお題「バレンタインデー」で何か書く。

そういえばちょっと前にゴディバが「義理チョコやめようよ」とか言い出していてニュースになっていた。「ゴディバ 義理チョコ」で検索するとすぐに出てくる。この広告は賛否両論を巻き起こしたらしい。

www.buzzfeed.com

記事を読むのは面倒だから読んでいないけど、まあ賛否が巻き起こるのはわかる。

日本の会社の同調圧力の中では、バレンタインデーには女性だからチョコを用意しなければならないという半ば強制のようなものがあるんだろう。

それでいて、「義理という体として」だったり、バレンタインという様式美を一枚噛ませて男性にチョコを渡せる、コミュニケーションが図れるという利点もあるので、一概に義理チョコ文化も悪いとはいえないということだろう。

僕の会社の義理チョコ文化

まあそれにしても僕は義理チョコ文化はいらないと思う。僕にとってはある意味では脅迫なのである。

僕は小さな会社に所属していて気ままにアルバイトとして働いている。作業員なので会社にはほとんどおらず、現場にしかいない。

そんな僕にも、バレンタインの日には会社の事務職の顔も知らない女性から義理チョコが送られてくる。

去年だったか、袋に小分けにされた手作りのチョコが会社の男性全員に振る舞われた。きっちり名前で分けられていた。会社で会う機会がないから、僕はバレンタインの次の日かなんかに会社の社員のおっさんからもらった。

おっさんからおっさんへ手渡される手作りの義理チョコ。中にはチロルチョコくらいの大きさのチョコが2個。市販のチョコを溶かして型に流し込んだものだろう。

これをありがたく受け取って、まあチョコは嫌いじゃないから美味しくいただけたのだけど、会社にほとんど来ないようなアルバイトにまでいちいち全員の分を用意するのは大変だろうし本当に面倒くさい文化だなあと思った。

さて一ヶ月後、チョコを受け取った男性陣はお返しをしなければならない。社員から「〇〇くんチョコもらったっけ?もらってたら一括でホワイトデーのお返しするから500円いい?」と言われた。

なんと、チロルチョコ2個が500円にもなるのか。確かに小分けにする手間なども入れたらそれくらいにはなるのかもしれない。でも一人から500円も徴収し、その金額でお返しをするとなると、一人なら回らない寿司屋にも行けるくらいの額になりそうだ。

顔もよく知らない相手からもらったチョコに僕は500円を払った。いやー、いい商売だなあと思いながら。

一度の手間で大量に作って多くの男にばら撒き、一ヶ月後にはその多くの男からお返しとして500円を徴収する義理チョコ商法だ。もちろんお返しする気持ちはあるので払うけど、先にチョコを受け取って食べてしまっている分、こちらが不利な感じがある。

500円は少し高いと思ったけど、言えない。言うほどのことじゃないことのギリギリの範疇という感じだ。絶妙である。まあ集金する手間とか考えるとそうだろうなという風にも思えるし。

1000円と言われたら僕は「いやーチョコがたったの2枚でしたよ?」と文句の一つもたれただろうけど、500円なので「お、おう」という感じである。

別にいらないけど渡されたから受け取る、みたいなものが500円に様変わり。これと似たようなビジネスが世の中にたくさんありそうである。

おわり

今年のバレンタインデーもこんなことがあるんだろうか。

まあでも事務員さんもガンガンやめていく会社なので、去年に全員に義理チョコを振る舞った人はもういない。ただ、新しい人も何人かいるだろうから、また新たな展開があるのかもしれない。

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