プロフィール

働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
音楽専門卒→フリーターバンドマン、夜勤15年→無職へ。
2021/12/1から無職ニート生活。
ニコニコ漫画に1ページ日常漫画投稿中↓
話し相手がいないからここに描く。

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ミニマリストが目的になってしまってはダメ

考え方

ミニマリストって知ってますか?
ミニマリストとは
モノに執着しないで最低限のもので
シンプルに生活するスタイルを
体現している人のことです。

数年ごとに断捨離だ掃除術だって
話題になりますが、
ぼくにはその路線のラスボス
ってイメージがあります。
だいぶエクストリームな感じなんですよね。

試しにyoutubeでミニマリストとかで
検索してみると、信じられない部屋で
暮らしている人の動画が出てきたりします。
もはや空き家で暮らしているレベルです。
椅子と机が一つずつ。
それも必要最低限の大きさだし、
簡素なモノで座り心地とかも悪そう。
すごいのは布団もなくて
床に寝ているなんてのもあります。
たまに2chまとめなんかで目にします。
エヴァの綾波の部屋が
ちょっと綺麗になったってくらいの感じです。
生活感がない部屋って
カッコ良いと思うけど、その最上級です。
個人的には行き過ぎだと思っています。

なんでそんなことするのかっていうと、
まあ情報疲れなんでしょうね。
家にある本とかも情報であって、
それが目に入ると
なんか思うところがあるわけです。
そういうものが何もないと、何も思わない、
つまり情報に左右されないんですね。
だから情報過多のこの時代、
健やかに暮らしやすいというわけです。

ぼくは万年汚部屋人間だったので、
流行っていたら、掃除術系の本なり
動画なりは好んで見たりしていて、
興味がある分野なんですよね。
ガッツリやらなくても
楽に真似できるものがあったら取り入れる
っていう感じ。

んで、ミニマリストをTwitterでフォロー
したりしていました。
するとわかったんですけど、
ミニマリストが目的になっている人が
いるんですよね。
それって違うんじゃないか
って思ったわけです。

その人のアイデンティティが
ミニマリスト になってしまっていて、
じゃあその人に何があるのかっていうと
あまり見えてこない。

ミニマリストが何をやっているかというと
大体ミニマリスト向きの商品紹介
とかをやっているんですよ。
ミニマリスト向きの服、財布、
机、椅子などなど。
まあ商品を見ている分には楽しいです。
ミニマリストが選ぶだけあって
シンプルで必要最低限な上に
汎用性があるものばかり。
でも、あんたらモノに
捉われないんじゃないっけ?
いつも商品紹介してない?
って思っちゃったんですよね。
めっちゃモノ買ってるじゃんって。

情報だらけの時代に
情報がないことを良しとする考えを
アピールしているわけで、
youtube毎日更新とかだと
ネタがないんでしょうね。
っていうかネタがないことこそ
ミニマリストって気がしますが、、、

まあミニマリストを仕事にできるくらい
突き抜けている人はいいと思うけど、
それでも企業とコラボして商品作ったりして
世にモノを増やしていたりして
なんだかなーって思ったりはします。

ぼくはミニマリストにはなれない
と思っています。
モノから離れられない人生です。
でも、多くの人がそうだろうと思います。
例えばぼくなら音楽が好きだから
いまだにCDが大量にあったり、
使用頻度は少ないけど楽器が大量にあって
部屋を占領しているし、
紙でほしい漫画は残したりしています。

っていう感じで、
趣味にはどうしてもモノが必要になります。
そうじゃない趣味もあるだろうけど、
まあ少ない気がします。
料理が趣味なら道具なり調味料なり
多いだろうし冷蔵庫も大きくなりそう。
釣りが趣味なら釣竿やらルアーやら
そして車も必要。
そういうのが個性であって
人間の面白いところだと思うんですよね。
続けるにつれて
あれがあると便利だ、
あれとこれを組み合わせたらどうなるだろう
って風に、
どんどん拡張していく楽しさがあります。

そうやって、どうしてもモノに囲まれる部分は
あると思うんですよ。
それが何もないのがミニマリストなので、
どうしても人間的に魅力は
薄い気がしてしまいます。

いやほんとにね、
クッションもない簡素な椅子だけで
あとは地べたに座ったりしていて
何かの修行かな?って思っちゃいます。
どうやってリラックスするんだっていう。
まあ好きでやっていると思うので
ぼくはできないってだけの話ですが。

ただ、ミニマリストの考え方は
とても良いと思っているんですよね。
身の回りの情報を減らすっていうのは
良い考えだと思います。
ぼくは机の上だけ
ミニマリストの考えを採用しています。
机の上にはキーボードとトラックパッドだけ
って決めています。

ちょっと前までは読みかけの本を
すぐ読めるように置いていたり
したんですけど、やめました。
面倒だけど収納するようにしました。
そういう収納を作ることで
机をスッキリする状態を保つようにしました。
すると机に何もないので、
「何かやってやろう」
って気持ちになりやすいんですよね。
「さーて今日は何しよっかなー」
ってゼロから考えられる気がします。

これは机の上に情報がないから
頭が空っぽになりやすいんではないかと。
なんか机の上にあると、
読みかけの本が後ろめたかったりして、
でも今は読む気ないなー
とりあえずウイイレでもやるか、
みたいな思考になるんですよ。
まあそんなダメ人間は
なかなかいないのかもしれませんが、
ぼくはそうなんです。

つまり一回頭の中に
「この本どうしよっかなー」
っていう思考が入るんです。
すぐ忘れるけど多分これがノイズで。
この積み重ねが生活なので、
そのノイズをいかに減らすかが重要。
減った分は頭が働くわけです。
ただ単に目に入らないってことが
重要な気がします。

万年汚部屋生活だったぼくも、
DIYで卓上の棚を作ってからは
机の上だけは綺麗な状態を
保てるようになりました。
そうすることで、
少しだけ活動量が上がったような
気がしています。
一時期やめていたこのブログも
まあそれなりに安定して書いているし、
漫画も描いているし、
いろいろやりたいことが途切れることなく
無理なくできています。
めんどくせーなーって思うことも多いけど、
昔よりは格段にサボることが減りました。
それはミニマリストから
部屋の情報を減らすと良い
と学んだからだと思います。

というわけで、
ミニマリストを目的とすると
ちょっと違う気がするけど、
考え方は面白いので
興味のある方は
ミニマリストで検索すると
いいかもしれません。
ぼくのように
モノだらけで暮らしている人だったら、
「こんな人間がいるのか?」
っていう驚きとともに
エンタメとしても楽しめると思いますよ。

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