酒やら車やら恋愛やら、若者の〇〇離れとよく言われますが、最近言われているのはソシャゲ離れのようです。
そういえばぼくもソシャゲというかガチャゲーのプレイをもうやめてしまったので共感しました。もう若者じゃないけど。
一時期テレビCMがバンバン打たれていたソシャゲ業界も陰りが見え始めたようですね。
ソシャゲ離れした若者の気持ち
ぼくの場合は課金してないのでライトユーザーの自覚があります。とはいえ、ソシャゲから離れていった若者の意見「わかるなー」って感じでした。
暇つぶしで始めたが、完全にソシャゲに支配されていた
課金し続ける終わりのないマラソン
ソシャゲにさける時間がない
ソシャゲって面白くて続けていたのに、いつの間にかつまにか流れ作業的になっていたりするんですよね。
レベル上げやイベントは最初はそれ自体も面白く感じていたのにだんだんと報酬目当てになってくる。「イベント=報酬」と直結して考えるようになる。それがだんだんと飽和状態になっていく。それでふとした時に「俺なにやってんだ?」ってなる。
流れ作業を耐えた先にはガチャができて、新しいものが見れる楽しさもあるけど、そんな循環に疲れてしまって「もういいや」ってなるんですよね。
ソシャゲって馬車馬と人参のごとく、このバランスとりがうまいなーと思っていましたが、時間が経つにつれてさすがに疲れてきました。
何のために戦っているんだ感
ぼくがソシャゲを始めたのは暇だったからです。たまにはRPGでもやりたいなーと思い、適当なものを見つけてダウンロードしてはじめました。
最初はハマりました。スマホの小さな画面でよくまあこんなに作り込んでるなと。ゲームを楽しく進める工夫がすごくて「無料でこんなにできるの!?」っていう驚きがありました。
前提に「無料」「スマホゲーム」のハードルの低さがある上で、それを軽々超えてきたんで盛り上がれたんです。いつの間にかすごい時代になってるぞって思いました。
暇な移動時間でやるものだったのが、いつの間にか家でもやるようになってしまった。寝る前などの習慣になってしまったんです。
習慣になったとはつまり、もう新鮮さがなくなったとも言えます。なんとなくやめ時を失ってしまった感じになっていきました。
据え置き型のゲームはゲームの終了が明確にありました。だからやめ時があった。
でもソシャゲは終わりがない。ストーリーがどんどん追加されていきます。新しいクエスト(ノルマ)が追加され、外伝などと言って分岐したストーリーが始まったり、やり込み要素がどんどん足されていく。
「ちょっとつらいなー」と感じつつ、せっかく始めたんだからきっちり最後までやりたい気持ちがどうしても湧いてきます。続けているうちに面白さとは別に愛着が湧くからです。
モチベーションは下がっているけど、愛着もあるし終わらないものだからやっていく。
こうして終わらないマラソンを戦っていました。一体なんのために戦っているんだ状態でした。
実はまだやめられていない、、
ぼくがソシャゲをやめたのは、スマホの”わりに”楽しめるだけで、もっと面白いものはたくさんあるんだとようやく冷静になれたんですね。どう考えても時間がもったいないと。
でも、実はまだ完全にはやめられていません。。
実はまだログインだけはしていました。ログインだけして石を貯めてガチャだけ回しています。月一くらいでガチャを回せるので、なんとなく1ヶ月に一回の宝くじみたいな感じで。
んでこの前めちゃくちゃ大当たりしたんですが、それほど嬉しくなかったんですよね。その時に「自分がこのゲームをやる意味はない」とようやく自覚した気がします。楽しいときもあったけど、もう楽しくてやっているわけなじゃいよなと。
そんな頃合いに若者のソシャゲ離れとネット記事を見て共感したので、もう毎日のログインもやめました。ただ、まだアプリは削除できていません。
ただのデータだけど、なんかちょっともったいない気がして消せない、、、
コメント