2021年11月24日放送の
『水曜日のダウンタウン』が
めちゃくちゃ面白かったです
面白かったと言いたいだけで、
他に何もないんですが、
ブログを書こうと思います
落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説
さて今回は1つの説で1時間ぶち抜きです
時々やる、気合の入った企画ですね
見終わった今思うのは
通常回のクオリティではないので
特番とかで
もっと大々的にやってもよかったのに!
って思います。
でもこのクオリティを
通常回で出してくれるのが、
さすが水曜日のダウンタウンだな
とも思います。
落ちた後を楽しむ
今回は
『落とし穴に落ちたのに
一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら
正気じゃいられない説』
です。
自力では脱出できない
深さ3.3メートルの落とし穴に
芸人を落とすドッキリを敢行し、
落としたまま6時間放置したら
一体どうなるのか?というもの
いや〜さすが、
気が狂ってますね
落ちるところ、リアクションを楽しむのが
落とし穴ドッキリですが、
落ちた後を楽しむという着眼点です
ネタばらしされないドッキリって
もうドッキリではないですよね
普通ならネタばらしがくるのに来ない
誰も来ない
落とし穴からは脱出できない
そんな状況で芸人たちは
一体どうなってしまうのか!
これを見て視聴者は楽しむという
なにこれ神様の遊びなの?
流石のテレビクオリティ、巧妙な仕掛け
芸人たちは宝探しバトルをさせられますが
これがドッキリ企画
広大な土地で頭にカメラをつけて
完全に1人で行動して
宝探しをするというもの
場所は田舎のキャンプ場でした
参加芸人が多いので個人で動き、
終わった後も各々現地解散という設定
この状態で落とし穴に落ちてしまい、
テレビスタッフも来ない状況なので
「もしかしたら自分は
忘れられてるんじゃないか?」と
考えてしまう状況なわけですね
落とし穴には3メートル以上の高さで
絶対に脱出できない上に
壁には油を塗るという徹底ぶり。
緩衝材で足場も悪いので
どう見ても脱出できるようには
見えませんでした
その上、
野犬注意や流れ弾注意などの看板を建て
(発砲注意だったか、流れ弾注意だったか
こっちはリアル)
犬の鳴き声や銃声で
心理的に追い込んだりしています。
巧妙だったのは落とし穴の中に
10年前の落とし穴ドッキリ番組の
資料を残しておいて
「この落とし穴は10年前に作られて
埋めるのを忘れられたままだった、
その落とし穴に自分は落ちてしまった、
つまり発見されることはないのでは?」
と思わせる状況を作り出します。
芸人を精神的に追い込みます。
正気じゃいられない
このドッキリにかけられた芸人は
コロコロチキチキペッパーズ ナダル
ニッポンの社長 ケツ
蛙亭 中野
チャンス大城
パンサー 尾形
嘘吐きナダルと落とし穴
落とし穴に落とされた芸人は
それぞれのリアクションを見せますが、
面白かったのはナダル。
「自分は落とし穴に落とされたけど
忘れられている」っていう心理状態で
パニックになるのが
この説の狙いだと思うんですが、
最後まで
俺はしょうもないドッキリをやらされいる
というスタンスでした
なのでナダルの中では極限状態にはならず
正気も保っていたと思うんですが、
それでも人間性がすごいので
めちゃくちゃ面白かったです
平気で嘘を言う感じ、すごいです
で、嘘と共に表情ですよね
そんな顔するんだ、とか
その顔で嘘言うんだっていうのが
ほんと信じられなくて面白かった
正気を失うチャンス大城
チャンス大城は
完全に正気を失っていましたね
放送できないこともしたようです
喉が渇いて
濡れた落ち葉から水分を取っていた
のがすごかった。
あそこまでグッと行っちゃう人だと
こういう精神的にくるドッキリは
心に何かダメージ受けてないか
心配してしまいました
彼は顔だけ出た状態で山に埋められた経験
があるようで
その苦い思い出を思い出していたらしいです
この話は確か『人志松本のすべらない話』で
披露していましたね
過去の恐怖体験を思い出したり、
その時よりも今回のドッキリは
辛かったと言っていたので
会社でやばい上司にパワハラ受けて
鬱になる
みたいなことよりキツいような気もしました
芸人というのは実に過酷な職業です
癒しボイスの蛙亭中野
蛙亭の中野はほんと
キャラクターがいいですよね
マジで声がいいです
なんなんすかね
あの癒しボイス
普通のことしてても面白い
ぼくはツボの芸人の1人です
彼の映像ではとにかく蚊がキツそうだった
状況の過酷さが伝わってきました
パンサー尾形は落とし穴を脱出できるのか!?
さて、尾形です
もうこの企画は尾形が優勝です
めちゃくちゃすごかったです
尾形はこの企画の狙い通り、
自分は落とし穴に落とされたけど
忘れられている
という心理状態になります
そしてどうするかというと
脱出を試みました
あまりにネタバラシが来ないので
落とし穴から脱出する企画だと
誤解したようです
これがとにかく面白かった
ジャージをつなげて紐を作って
穴の外に投げたら一発目で
その大事な紐を穴の外に失ってしまいます
一発目ですよ?
いやーマジでテレビスターですよね
絵面の絶望感が面白すぎました
紐を失った尾形は今度は
Tシャツとパンツとヘルメットなど
使えるものを全て使って紐を作ります
こうして出来上がったのは
落とし穴からヘルメットを
ひたすら投げ続ける全裸男
です。
これがもう、
この企画の狙いを超えた尾形の奇跡でした
何度も失敗して出れそうになるけど
もう一歩のところで失敗する
文字通り頼みの綱の綱が切れてしまう
絶望のハプニングがあっても
まだ立ち上がって頭を使って脱出を試みる
めちゃくちゃカッコよかったです
でもそのかっこいい男の姿は
油と落ち葉でドロドロで
汚らしい全裸姿です
だから笑ってしまうんです
100%で「尾形!頑張れ!」
って思いたいのに、
失敗する姿が全裸で情けなすぎるので
笑ってしまうんです
でも頑張っていて
めちゃくちゃかっこいいから感動するんです
ぼくは泣きながら笑っていました
あんなにもかっこいい男が全裸、
という絵面がとにかく面白かった
本当に奇跡的な笑いだったと思います
神回だったな
水曜日のダウンタウンといえば
やはりクロちゃん企画が面白いです
あと思い浮かぶのは令和年号当てのやつとか
でも今回はぼくの中では
今までの水ダウを超えたかもしれません
面白いっていう言葉が
当てはまるのかわからないけど
とにかく面白かったし、
笑いと感動がありました
んでその感動は
全然狙ったものじゃなくて
ただ本気の尾形がいたから
っていうのがたまらなかったです
感動されられてしまってでも笑えてっていう
心が揺さぶられまくる面白さでした
人間のリアルが見れて
作り物ではない面白さが
存分に引き出されていました
いやー水曜日のダウンタウンはすごい!
テレビ史に残る番組ですね
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