<数年前に書いた愚痴ブログです>
今日はネタがないので愚痴る。
年末年始の長期の休みが終わった先日、ついに仕事が始まってしまった。
年末年始はこれといって何もしていなくて、特に楽しかったわけでもないのだけど、仕事が始まったことによって、短い間だが今まで幸せだったのだなあと強く感じた。
まったく、いくつになっても失ってから気がつくということは多い。不幸があるからこそ幸せがあるのだ。闇があるからこそ光があるのである。仕事が始まったことによって闇と光が7:3くらいの苦しい生活が始まってしまった。
おじさん勢揃い
僕の2018年最初の現場、作業員は全員が僕より10歳以上年上のおじさんたちだった。
ただし、職歴や技術は僕が一番上。これが厄介だ。僕にある程度の責任が伴う状況だ。あとは作業員兼現場責任者のおじさんが一人。この人は僕より職歴が長い社員だ。
これは滅多にないことだ。まさかの、うちの会社のおじさん勢揃いというような感じだった。これはどういうことかというと、会社の問題児が集まるということなのだ。
仕事ができない人、仕事ができるけど指示を無視してグループ行動しない人、クオリティーを周りと合わせない人、わざと時間をかけて仕事する人などなど、まあ、聞く耳を持っていれば全て改善できると思うのだけど、無理なのだ。プライドだけはあるおじさんなので指示通り動いてくれない。
人の入れ替わりが激しいこの会社で働いていて一つわかったことは、無能な若者はすぐ辞めていくが、無能なおじさんは残り続けるということ。他に行くあてがないとわかっているからだ。そして会社が無能なおじさんの集団になる。
必殺、新人教育と偽り自分のノルマ減らし
単に仕事ができないということから精神疾患がある人まで、様々な種類の厄介なおじさんが揃った中でもやはりピラミッドの頂点はいる。一人の圧倒的に厄介なおじさんがいるのだ。
この問題児のおじさんをうまく扱わないと現場の空気は重くなる。ガッサガサの肌の色や白髪をごまかすための中途半端に染めた茶髪や夥しいタバコの煙などでそもそも灰色の現場の空気が真っ黒になってしまう。
現場責任者は、この問題児を僕に押し付けるという行動をとる。具体的にはどうするかというと、自分は新人教育ということにして一人の新人のおじさんにつきっきりになるのだ。
「俺は新人教育で手が離せないからあとはお前に頼んだ」という感じだ。新人というのは当たり外れはあるが、素直なことが多いので比較的楽なのだ。さらに、新人教育を言い訳に自分の仕事のノルマも減らせる。
人はガンガン辞めて行くから新人がいない状況というのがないので、この新人教育という名の社員自身の仕事のノルマを減らす技はいつでも使える。僕には人員配置の決定権はないので使えない回避法だ。汚いやり方である。
まず問題児おじさんをスムースに動かす必要がある。どうすればいいか。この人は人の割り振りで機嫌がものすごく変わるので、仲のいいおじさん同士で組ませることになる。そうするとどうなるかというと仕事の進捗が圧倒的に遅れるのだ。
というわけで、仕事が進んでいる方にどんどんノルマが加算されていく。
ここで今までは僕も技術的なプライドもあるから振られ続けるノルマをそれなりにこなしていたけど、今年はうまい具合にどんどん回避していこうと思う。
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