最近、上映中の映画館でスマホをいじる若者が増えているって話題がありました。
「スマホ画面の光が上映の邪魔!けしからん!」と様々言われているようです。
めったに映画館に行かないぼくはそんな光景に出くわしたことはないです。
ほんとにそんなことになっているなら迷惑行為だなとは思うんですが、ぼくはまず最初に「わかるなー」と思ってしまったんですよね。
2時間集中できないなんで小学生並み
なかなか厳しい意見もあるようです。
>>上映中にスマホ使う若者に羽鳥慎一が激怒 「映画館に行くな」
この記事では「2時間集中できないなんて小学生並みだー」って言われちゃってるんですけど、、まあぼくも自覚があるんですよね。
なんかもう集中できないんですよ。
仕事の場合は仕事するしかない環境なので大丈夫なんですが、自分のプライベートな時間でですね、集中できない。
テレビを見ながらスマホ、ご飯を食べながら動画、用を足しながらスマホ。気がついたらスマホのおかげで(せいで?)ながら行為ばかりしているんです。
隙間時間を有意義に使えるので便利だなあと思って使っています。
なんとなく同時進行している感じに「色々できてる俺!」的な満足を感じているような気がします。
ただ、いいことばかりじゃなくて、この弊害として、一つのことに集中して取り組むことができなくなっているんじゃないかなと思っています。
スマホの中でもそう。「よっしゃー昨日買ったKindle本読むぜー!」と思ってアプリを起動しても、一節ほど読み終わるたびにTwitterとかを見たりして。んでTwitterが面白いとそっちに行っちゃたりね。
楽しいことが多すぎて一つに絞れない
エンタメが溢れていてアクセスするのも簡単になった今、ひとつのことに2時間集中するの難しくなっている気がします。集中力のない自分を自己肯定したいだけかもしれませんが、、
だって、スマホ一つで映画も見れる、音楽も聴ける、本も漫画も読める、友達(いないけど)とラインもできる、ネットの面白い話も見れるんですよ。必要なのは親指のほんの少しの動きだけ。
なにより、自分のタイミングで切り替えができるんです。
そらもう映画館のようにじっと座る2時間拘束は無理っしょ、、昔は大丈夫だったけどいつの間にか耐えられない体になってしまった、のです。
とはいえ映画館に行ったとしたら人目を気にしてスマホを開くわけないですが。そもそも電源切るし。単純に、映画館に足が向かなくなっているわけです。
というか集中力を失ったぼくは映画を見たい気持ちはあるけど全然見れていません。ハードディスクにはWOWOWで録画した映画が溜まりまくり。映画館と違って自分のタイミングで見れるのに。
映画=2時間集中しなきゃ、それはちょいと面倒だぞと思って腰が重くなっている。この場合は集中力の低下というよりめんどくさがりも入ってますね。やれやれ。
映画館に人が集まらない原因は?
この話って若者関係なく、スマホを使っている現代人はあるあるなんじゃないかと思っているんですけどどうなんすかね。映画館でスマホを開くのはないとしても、映画館の2時間が結構キツくなっている人って案外いるような、、
最近は映画業界も厳しいと聞きますが、人が映画館に行かなくなった根底には「2時間静かにじっとしてトイレも行けずに見続けなければいけない不自由さ」もあるんじゃないかなーと思います。
現状勢いを感じるのはやっぱりネットフリックスとかのサブスク動画配信サービスですよね。ぼくもAmazonプライムは入っているんですが、やっぱ便利です。膨大なコンテンツを全て自分のタイミングで楽しめます。
スマホいじりながら見ても、お腹空いたら止めてご飯の準備しても、トイレに行きたければ止めたり、ちょっと聞き取れないところがあったら巻き戻すこともできます。自由、簡単、楽です。
巨大スクリーンや音響にこだわるならまだ映画館に分があるんでしょうが、同じ映画でも総合的に見るとぼくは自宅で動画での方がいいなと思います。
映画館は最近イベント化しているなんて話もちらほら聞きます。4Dなんとかで座席が揺れたり匂いがしたり、スクリーンと観客がコールアンドレスポンスしたり。
そんなライブ感のある楽しみ方に舵を切らないと生き残れないからそうなっているのだろうと思います。音楽のライブイベントのような体験を売る方に向かっています。なんて偉そうに語りつつ、これはどっかのネット記事で読んだ受け売りですけど。
おわり
ま、ぼくは若者じゃないけど、映画館で2時間集中するのちょい苦痛、みんなもそうじゃないの?って言いたかった記事でした。
もちろん時間を忘れさせてくれる名作もたくさんあるけど、見る前のハードルがね、上がっているよねって話でした。ではでは。
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