指摘するほど悪いことではないし、
本質とは関係ないんだけど、
なんとなく「そういうところなんだよなぁ」
と思って何か少しだけ
残念な気持ちになりました
すべらない話は安定して面白かった
先日の1月29日放送のフジテレビ
「人志松本のすべらない話」
を見ました
M-1王者の錦鯉・渡辺が初出演で
確かな実力を披露していたり、
霜降り明星・粗品が番組内で結婚発表して
その届け出の顛末をすべらない話に
していたり、
推薦枠っていう新しい試みをしてたりと、
今回は結構見どころが多かった気がします
番組が大きくなって出演者が増えた分、
一人一人の持ち時間が減り、
目当て芸人の話が一度くらいしか
聞けなかったり
(でもDVDビジネスとしては正解?)
サイコロが回ってきすぎて
ネタが無くなってからの
ジタバタの面白さが無くなったり
っていうので初期の面白さは
失われてしまいましたが、
今回も安定して面白かったです
特に澤部の個室ビデオの話は
ラジオで聞いてた時よりも完成されていて
さすがプロだなと思ったし
めちゃくちゃ面白かったです
ロンブー亮の「闇営業問題の発端のカラテカ入江」の話
その中でロンドンブーツ1号2号の
田村亮がすべらない話に初登場で
絶妙な面白さの話をしていました
数年前の吉本興業の闇営業問題の
真っ只中にいた亮は当時の話を
「こんなこと言ってもいいのかな」
と多少の迷いも見せながら披露
その話は騒動が報道に出たのちに
当事者たちが会社で集まって今後どうするか
初めて顔を合わせた時のこと
闇営業を仲介した事の発端である
カラテカ入江がパーマをかけて
少しおしゃれになって登場
したらしいのです
話としてはこれがオチで
めちゃくちゃ面白い話だったんですが、
「そういうのしちゃう人なのね…」
って思いました
入江の言い分としては
今までの自分を変えたかったから
パーマを当てたとのことですが、
結局外見からかよって思うし、
そうすることで周りにどう影響があるか
想像しない自分本位の考えも見えちゃうし、
笑いながらも
「そういうところなんだろうな」
っていう残念な気持ちになりました
いや、闇営業問題の本質とは
全く関係ないことではあるし、
それこそ文化の違うアメリカとかなら
失敗の本質とは関係ないから問題なくね?
ってなる気もするし、
そっちの方がどこかカラッとしてて
いいなって思う気持ちもあるんですけど、
ぼくはそうならなかったです…
まあ、
そうならなかったから笑えた
んですけどね…
雨上がり決死隊解散報告特番のアメトーークにいつもと違う顔で現れた宮迫
この話を聞いたときに
瞬時に思い出したのが
雨上がり決死隊の解散報告番組です
あの時宮迫は
地上波ではなかったとはいえ、
ホームであるアメトーークに
初めて戻ってくることができました
記念すべき番組でした
その時の宮迫の顔はちょっと違っていました
目の下のクマをとる整形手術の術後で、
目が腫れてなんとも微妙な顔に
なっていたんですね
うおーアメトーーク宮迫久しぶり!
え、、
み、宮迫、顔、どしたん?
ってなるんですよ
こういうのって本質から
ブレるじゃないですか
解散っていうすごく繊細な内容で、
その当人の見た目がいつもと違う、
ちょっと内容入ってこないよ
っていう感じでした
この解散特番は数ヶ月前から
決まっていたようだし、
そこに合わせて準備することはできたはず、
でも宮迫は整形の方をとったんだな
と思うとやはり「そういうところだぞ」
って思わざるを得ないんですよね
別に悪いことじゃないし、
事情を聞けば「じゃあしょうがないよね」
ってなることでもある気がしますが、
人への配慮とかその人の本質とかを
そういう細かいところから感じてしまうので
やっぱちょっとうーんって思っちゃいますね
印象とか身だしなみレベルの話な気がします
喪服が前衛的ですげーオシャレで
目がいってしまうみたいな感じというかね
それを気にしない人もいるし
気にしなくていい立場の人もいると思うし
人それぞれですけど
ぼくは気になったっていう話ですね
謹慎してて時間あったはずなのにタイミングに配慮できなかったの?
雨上がり決死隊の解散の決定的なところは
蛍原が言うには
宮迫がYouTubeを始めたタイミング
でした
あれを同じく当事者であった
田村亮の記者会見の前日にしたことに、
蛍原がどうしても納得がいかなかったから
のようです
これも複雑で、宮迫からすれば
YouTubeを撮っていたチームに
迷惑をかけられないとのことで
あの日になったって言う弁解でしたが、
闇営業当事者の田村亮だったり
世間体としての迷惑よりも、
YouTubeチームへの配慮を重視した
ってことなので、その瞬間に
「テレビでなくYouTubeをとった」
っていう風にも取れる、
そこの想像力がなかった人間と
これからテレビでやっていく自信はない
と蛍原が思うのは(ぼくの推測ですが)
当然かなと思います
もちろん宮迫はテレビでもYouTubeでも
活躍できる才能を持った芸人だと思うから、
どっちを取ったっていう線引きは
おかしいのだけど、
やはりこれは蛍原が引っかかったように
「タイミングの問題」なのだと思います
謹慎してて時間あったはずなのに
一番大事と言ってもいい
復帰のタイミングに配慮できなかったの?
って思ってしまいます
カラテカ入江も宮迫も
別に全部が悪いわけじゃないし、
「おい!ちょっとそれ違うんじゃないか!」
って突っ込むほどでもないんだけど
「そういうところなんだよなぁ」
と思って心に少し引っかかって
残念な気持ちになってしまうんですよね
商品の機能性とかよりも
印象が大事な商売である芸人において
この少しの気持ちのズレは実は
結構大きなことなんじゃないかと思います
謹慎中に焼き肉を食べていたTKO木下
おまけと言っちゃなんですが
TKO木下もそうです
abemaTVで千鳥がやっている
「チャンスの時間」で復帰していたのを
見たんですが、
木下はまあまあ謹慎期間があった割に、
あの太った体型は変わっておらず
肌艶も良かったんですね
それを千鳥に指摘された時に
「焼き肉を食っていたから」
と答えていました
木下は実家が焼肉屋のようで、
謹慎期間も焼き肉を食べていたんだとか
これは先の2人に比べると
ほんと全然悪くないことですけど、
印象商売である芸人、その芸人が
謹慎期間に焼き肉をたらふく食っていた、
これは「ちょっとなぁ」って
思ってしまいました
当然これも先の2人のように
笑いになっていたし、
それがめちゃくちゃ面白かったので
芸人として正解、天然で芸人なんだ
とも言えますけどね
芸人と謹慎
芸人の謹慎ってそもそもしなくていい
とも思いますが、
謹慎した場合には、やっぱり
〈謹慎した人〉としてどうなのか
っていう風に見てしまいますね
日本人の島国根性とか村社会の同調圧力って
印象とかが大きく作用すると思います
だから空気を読むっていう言葉が
当たり前のようにつかわれる社会です
そんな社会をぼくは嫌いなんだけど、
でもそんな自分も他人の印象については
引っかかることもあるんだよなと思いました
そしてそんな人が集まっているから
同調圧力文化なんでしょうね
やれやれ、
問題は自分の方にあるようです
コメント