ぼくは大勢の人がいる場は苦手です。
まああまり外に出ないし友達も少ないので
そんなシチュエーション自体が
もうほとんどなくなってきてるわけですが
これまでの人生を振り返って、
「なんで苦手だったんだろうな」
って考えると、
こういうことかなって思いました。
人との何気ない会話って、
共通話題が大事ですよね。
で、共通話題って人が増えれば増えるほど
少なくなっていきます。
年齢、性別、育った環境など、
人はそれぞれ全然違うので
共通することは意外と少なかったりします。
これが友人と対面で2人だけだと、
共通話題が多いので気にせず話せるし、
その部分を共有しているわけだから
結構深いところまで話せて
楽しいわけです。
ただ、仲の良い友達であっても、
「そういえばこの人とはこの話題
を話したことないよな」
ってことがあったりもします。
別に避けているわけじゃなくて、
例えばいつもサッカーの話をしまくりで
盛り上がるから
意外と話していなかった領域、とか。
んでそこにもう一人入って、
今まで話していた以外の話出たりして
「ああこの友達はこんな面もあったんだ」
なんて発見もあったりするから、
人が増えて楽しいこともあるんだけど、
基本的には人が多くなると、
気にすることが増えるので
ぼくは自分からは
あまり喋れなくなるんですよね。
やっぱり、共通話題で深いところまで
話せるってことは楽しいです。
他でなかなかできない話ができるから。
あとはちょっとズレているからこそ
楽しかったりもしますね。
野球とサッカーで選手とかクラブの
詳しい話はできないけど、
スポーツとしての仕組みの違いとか
経営の違いとか体の使い方とか、
いくらでも重なる部分はあるわけで。
ただ、やはり基本的には大勢の場、
4人以上の環境になってくるとぼくは
あまり喋れなくなってしまうし、
薄い話しかできなくなるよなって思います。
なんかこの構造って
サービスの公共性とかとも似てますよね。
昔のYouTubeは
いわゆるネット民しか見ていなかったから
違法動画だったり結構尖った動画が
たくさんありました。
今では利用者が爆増しスポンサーもつくので、
いろんなものに配慮するようになって
昔に比べればかなり丸くなってきています。
まさに、人数が増えたから
多くの人に配慮して濃い話ができなくなる、
みたいな構造だなと思います。
まあ普通の人、
というか立派な人生を送っている人って、
深いところも公共性のあるところも
うまくやっていけるんでしょうね。
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