プロフィール

働きたくないアラフォー子供部屋おじさん。
音楽専門卒→フリーターバンドマン、夜勤15年→無職へ。
2021/12/1から無職ニート生活。
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話し相手がいないからここに描く。

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膝痛のおっさんがベアフットシューズに辿り着いた経緯とベアフットシューズの話

モノ

どうも、無職子供部屋おじさんの
右枝@eda_kokonikakuです

最近ベアフットシューズと呼ばれる靴に
ハマっています

靴にハマるってなんだよって感じですが、
要するにその靴を履いて
散歩することにハマっているんです

今日はなんと24000歩も歩いてきました
ちょっと歩きすぎですね

というわけでここでは僕が
ベアフットシューズにハマった経緯について
書いていこうと思います

膝の痛み、そして散歩スニーカーが終了

無職になってからは運動不足を
気にするようになりました
以前は肉体労働をしていたのが
何も動かなくなったので
健康面ではよろしくないなと

で、散歩が習慣になりました

いい感じで続いていたものの、
ある時膝が痛くなったんですね

散歩程度で膝が痛くなるって
もう終わりだよこの体
ってなったんですが、
よく考えてみると靴の寿命かもなと

当時履いていたのは
もう4年以上は履いてる
3000円の安物スニーカーでした

仕事では毎日履いていたし、
無職になってからは週1〜2回の
8000歩程度の散歩で履いていました

そのスニーカーのソールが
ペラッペラ
になっていたんですね

ゴムは削れてその先の
スポンジっぽい素材が見えているレベル

晴れの日しか散歩しないので
滑ったりすることもなく、
こんなに削れているとは
気がつきませんでした

ソールが減った靴でずっと歩いていたので
衝撃吸収ができず
膝に負担がかかってるんだろうなと

ってなわけでスニーカーを
探すことになりました

流行りの厚底スニーカーを物色

僕は今まで靴は見た目と金額でしか
選んでいませんでした

お気に入りはコンバースオールスターとか
ジャーマントレーナーとかクラークスとか

まあ王道っぽいローテクな靴が
好みだったんです

しかし今回は健康目的の散歩のため、
膝痛改善のための靴なので
見た目は気にしないことにしました

となると今まで買ったことのない
機能性に優れたハイテクスニーカーが
どうやら良さそうだということになります

んでYouTubeを色々と物色しました

一番いいなと思ったのは
HOKAという海外のメーカーの靴です

このメーカーの理念として
絶対に膝痛を起こさせない、
みたいな考えがあるようなのです

HOKAのスニーカーの特徴は厚底です
ローテクスニーカーに親しんだ僕からすると
ホント嘘みたいなくらいの厚底です

これが地面からくる足の衝撃を
和らげてくれるというわけです

これだ!と思いすぐに
買いたくなりましたが
問題は価格でした

2万円くらいはするので
ちょっと無理だなと

ただ、どうやらHOKAを筆頭に
最近は厚底スニーカーが全勢のようで、
価格的に手が出る厚底スニーカーを
探すようになりました

ベアフットシューズとの出会い

厚底スニーカーを探し求めて
靴屋に行ったりもしましたが、
いかんせん僕の足がデカすぎて
サイズがなかったりもしました

そんな時に出会ったのが
ベアフットシューズです

基本的に靴の情報はyoutubeで
見ていました
すると僕のYoutubeのおすすめ欄は
靴関連の情報ばかりに

その中の一つに
ベアフットシューズを紹介する動画があり
知ることなったんですよね

ベアフットシューズとは

ベアフットシューズとは何かというと
裸足に近い感覚で履ける靴のことです

ベアフットって裸足って意味らしいです
最初は熊かなと思ったんですが

ベアフットシューズの特徴は
ざっくりと3つあると思います

  • ゼロドロップ
  • ソールが薄い
  • つま先が広い

ゼロドロップ

ゼロドロップというのは
つま先と踵の高低差がない
つまりゼロということです

これは絵で見る方がわかりやすいかもです

特にビジネスシューズは右の靴のように
しっかり踵がありますよね
ハイテクスニーカーも案外
踵側が高いのが多いです
ローテクスニーカーなどは
ゼロドロップも普通にある気はしますね

とりあえず大体の靴は踵の方が
少し高くなっています
なぜなのか厳密にはわかりませんが
これは踵で着地して爪先で蹴るという
体重移動がしやすいからだと思われます

あとは昔のフランスがう⚪︎こ垂れ流しで
ハイヒールが生まれたその名残とか、
少しでも背が高く見えてスタイル良く
見えるためとか
踵が削れやすいから最初から盛ってあるとか、
まあ理由は色々考えられるけど
よくわかりません

ベアフットシューズは
ゼロドロップのおかげで
人間の本来の体のバランスで立ったり
歩いたりすることができます

ソールが薄い

ベアフットシューズは普通の靴に比べて
ソールが薄いです

裸足感覚に近づけるために薄いんですね

その厚さ6mmとかしかない
ベアフットシューズもあります

ちなみに上記した厚底で有名な
HOKAのBONDAI 7は踵の厚さ33mmです
さらにちなんでいくとこのスニーカーは
ダウンタウンのまっちゃんが
文春に直撃された時に
履いてたスニーカーです

まあ厚底じゃない普通の靴でも
20mmぐらいの高さはありそうですよね
なのでベアフットシューズの6mm
っていうのはかなり薄いと思います

多くの人がわかるであろう感覚で言うと
学生時代の上履きくらいの薄さ
って感じでしょうか

つま先が広い

最後につま先が広いという特徴
僕はこれが一番大きいと思っています

よく見る普通の靴はシュッとした
かっこいいフォルムに見せるためか
先がスリムな靴が多い気がします

それに比べるとベアフットシューズの
つま先は広くなっており、
足の指を動かせるほどのスペースがあります

靴の中でも足の指が
自由に動かせることによって、
地面を足の指でぐっと掴むような感覚を
得ることができます

幅が広いので「指動かせる!」ってなります
普通の靴だと指を動かそうって発想自体が
あんまり出てこないんじゃないかと思います

裸足感覚の何がいいの?

ベアフットシューズがどんなものかは
なんとなくわかった
でも
裸足感覚の何がいいん?
って話ですよね

答えとしては
人間が本来持っている
足の動きを取り戻すことができる

ということみたいです

多分、多くの人の
裸足の時の歩き方と
靴を履いた時の歩き方は違うと思います

靴を履いている時は踵から着地して
つま先側で地面を押して足を運んでいく
と思います

しかし裸足の時に踵着地は
痛くてできないと思います
踵着地って靴がないと
結構衝撃がくるんですよね
加えて踵は丸いので左右にぶれやすいです
グリッと足首やっちゃう気がします

多くの人は家で裸足で歩く時は
足全体だったりつま先側あたりから
ふわっと着地して
地面からの衝撃を逃す歩き方を
自然としてると思います

で、そっちの方が人間の歩き方として
自然なんじゃないの?

って言うことなんですね

ベアフットシューズで踵着地をすると
裸足と近いので痛くて歩きにくいです
踵着地できないので
あまり大股で歩けなかったりもします

その状態で
じゃあどんな歩き方が良いのかなと
最初は考えながら探りながら
歩くことになります

ベアフットシューズはそうやって
歩き方が裸足感覚へと矯正されていく
シューズといえます

厚底スニーカーとベアフットシューズ、2つの思想

ここで厚底スニーカーと
ベアフットシューズの考え方の違い

話をしてみようと思います

厚底スニーカーは足の着地の衝撃を
厚底で吸収して歩けるようにしよう
という考え方
だと思います

一方でベアフットシューズは
足の着地の衝撃を
自分の足の力で吸収して歩けるようにしよう

という考え方なのだと思います

足を補助してくれる厚底、
補助などしない、
自分の力でなんとかしろや、の
ベアフットシューズってわけです

これはソファーにリラックスして座るか、
普通の椅子に姿勢よく座るか
ってことと似ている気がします

ソファーはリラックスして
体の筋肉をあまり使わないで
座ることができますよね

その座り方で普通のオフィスチェアに座ると
すぐ腰を痛めると思います

体に負担なくオフィスチェアに座るためには
しっかり骨盤を立てて
背筋をスッと伸ばして座らないと
腰を痛めます
体幹の筋肉やバランスが重要です

ベアフットシューズも
オフィスチェアに座るが如く、
本来人間が持っている足の筋肉を
しっかり使って歩く必要があるんです

そのための感覚や筋肉を鍛える
靴というわけですね

これは人間が元々持っているものです
しかし現代のソファーのような靴を
履いてきた結果、持っていたはずのものが
失われてしまっているのではないか

もちろん最新の靴を履いても
何の問題もない人の方が多いと思います
ソファーにはソファーなりの座り方
オフィスチェアにはオフィスチェアなりの
座り方ができる人が多いはず

僕の場合はソファー座りに慣れて
姿勢の悪い人間です
人間本来持っているはずの
体幹の筋肉が衰えているんだろうと思います

それと同じように足の筋肉も衰えていて
地面からの衝撃をうまく吸収できずに
膝に痛みがきているのかもなと思いました

加えて子供の頃から扁平足で
疲れやすいというコンプレックスも
持っています
扁平足改善には色々試しましたが
土踏まずの足裏アーチを作る筋力が
普通の人よりないのだと思います

そういったことから
自分の足の筋力を鍛えるために
ベアフットシューズを履いてみよう

決めました

ベアフットシューズを履いて起きたこと

ベアフットシューズの購入を
決断したはいいものの、
今の流行りは厚底シューズです

田舎のクソデカスポーツショップに行っても
ベアフットシューズは売っていませんでした

なので物は試しと言うことで
中華製の安いベアフットシューズを
ネットでポチりました

僕が買ったのはsaguaroというメーカーの
ベアフットシューズです

Amazonでベアフットシューズで検索すると
上位に出てくるし価格も
3000円前後で入り口には良いと思い
購入しました
(頻繁にセールやってる印象なので
セール時に買うのがお勧め)

この靴自体のレビューは
また別の機会にするとして、
僕がベアフットシューズを履いて
感じたことを書いていきます

ファーストインプレッション

ベアフットシューズは履き慣れていないと
足を痛めることもあるらしい
のです

というわけで最初は
30分程度の散歩をしました

感覚としては上履きで
歩いているかのようなものでした
外をこんなので歩いていいの?
っていうような

ソールの薄さ自体は思っていたよりも
感じなかった気がします
それはこれまで履いていたスニーカーが
相当ソールが薄くなっていたから
かもしれません

ただ感じたのはソールの柔らかさです
グニャグニャでした

地面がどうなっているのか、
足裏から伝わってきます
アスファルトって意外に凸凹してるんだ
って思いました

道路にひいてある白線の上と
アスファルトの違いや
側溝のコンクリートの違いも
明確に伝わってきます
地面の凸凹具合、素材感を
敏感に感じ取れるのが不思議な感覚でした

あとは小石を踏んだら痛いです
そのくらい薄くて柔らかいんですね
アスファルトにある小石は
避けた方がいいし
砂利道があったら痛いから
ゆっくり歩かなきゃいけないんです
丁寧に歩く必要があります

1日で足がバキバキ

ベアフットシューズでの歩き方を
一応は調べていたので
大丈夫だろということで
二日目はもう普段の散歩の通り
1.5時間8000歩の散歩をしました

歩いているときはどう歩くのが自然なのか、
普段裸足で自分の家の中を歩いている
時のことなど
色々考えながら歩いていたので
時間はすぐに過ぎました

そしてその日は何もなかったんですが
次の日です

両足のふくらはぎが
バキバキに筋肉痛
になりました

こんなに筋肉痛になったのは
学生時代にサッカー部に入って
初日の練習の次の日、
そのくらいのとんでもない筋肉痛でした

今まで使っていなかった筋肉に
刺激が入ってたんだなと実感しました
これを少しずつ続けると
何か体が変わるのかも?
って言う感じがありました

大股から小股へ変わり、疲れなくなった

それ以上の筋肉痛は
もう起きませんでしたが、
日々の散歩でふくらはぎが
鍛えられている感覚があります

歩き方の変化としては
大股から小股に変わりました
踵着地できないので
どうしても小股気味になる
んですよね

今まで僕は健康目的で散歩していたので
大股で早歩きで散歩していました
早歩きがいいとか大股がいいとか
何かで見ていたんですね

大股で歩くと腸腰筋が使われて
お腹の辺りに疲労を感じます
8000歩ぐらい大股早歩きをしていると
結構体が疲れて、
散歩の後でも1時間ぐらいは
体がだるくなります
プールで泳いだ後のような体のだるさです

それが小股でちょこちょこ歩くようになると
ふくらはぎが疲れるようになります

しかし散歩の後でも
ふくらはぎが疲れているだけで
体のだるさはない
んですよね

今まで感じていた散歩の後の疲労が
ほとんど感じられなくなった
んです

今まで体幹に近い大きい筋肉を
メインで使っていたのが
ふくらはぎのような
小さい筋肉を使うようになったから
とかですかねよくわかりません

ただ、疲れないので
健康目的のための運動という点では
別にそんなにいいことでも
ないような気もしています

歩くのが楽しくなった

ベアフットシューズにして
一番良かったと思うのが
「歩くのが楽しくなった」
ってことです

ベアフットシューズで歩くと
地面からいろんな情報が伝わってきます

アスファルトの割れの凸凹や
タイルの溝や砂利道の足ツボ感覚、
芝生のふかふか感、
土のひんやりとした冷たさなどなど

この感触がとにかく楽しいし
気持ちいいんですよね
一歩一歩違う刺激が足裏に感じられるので
散歩していて飽きない
んです

子供の頃わざとガタガタの道を
歩いてみたり、みたいな感覚と一緒です

いい歳こいたおっさんが何やってるんだ
って自分ツッコミも来るんですが
でも楽しいんですよね

特に砂利道や芝生などの不整地の感触は
楽しいです
砂利は足ツボみたいな感じになるし
芝生はほんとふかふかで気持ちいいです

なので散歩は積極的に
そういう場所を歩きたいんですが、
なかなかないんですよね

そういう自然な道があるのは
どこだと考えると
山ってことになるので
じゃあ登山を始めるかって考えるくらい、
それくらい自然な凸凹した道を歩くのが
楽しくなりました

膝痛は軽減

膝の痛みは軽減しました
完全になくなったとは
言えないくらいの感じです

一度だけ2万歩以上歩いた日に
痛みというか違和感程度のものがありました

ただ、これまでの靴では
その半分以下の8000歩くらいで
痛みが出ていました
それに比べると膝痛は無くなったと
言ってもいいくらいかなと思っています

そもそも以前の靴と歩き方では
2万歩歩こうっていう発想自体
出てこないです

今では時間が許すなら3万歩4万歩と
「自分は一体どれくらい歩けるんだろう?」
って試したくなるような
気持ちになっています

ちなみに、これまで月の平均歩数が
3000歩程度の引きこもり人間が
ベアフットシューズを購入した11月から
月の平均歩数が6000歩、
10000歩とどんどん増えています

まとめ、ベアフットシューズは楽しい

というわけで膝痛のおっさんが
ベアフットシューズに辿り着いた
経緯の話でした
これはここ1〜2か月での出来事です

膝が痛いのは靴がダメだからかも、
じゃあ良い靴探そう、
ベアフットシューズってのがあるぞ、
そうか歩き方がダメだったのかもな、
じゃあベアフットシューズ買うか、
歩くの楽しー!

という流れでした

まあ足に何の問題もない人は
履く必要はないと思います
好みに合わせて好きな靴を履くのが
良いでしょう

ただ足に問題を抱えてる方がいたら
もしかしたらベアフットシューズを
試してみても面白いかもしれません

ちなみにちょっと書きましたが
ベアフットシューズは
普通の靴と大分違うので
ゆっくり慣らしていくのがいいらしいです

足底筋膜炎になるなどの問題も
出たりするらしいです
なので実際に試してみたい方は
こんな素人おっさんのブログは
話半分くらいにしておいて
色々調べてから試すことをお勧めします

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