『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』という本を読みました。
この本は世の天才たちが成功した秘訣だったり習慣をまとめたものです。いいとこ取りの名言集みたいなものですね。
一つ一つのエピソードが完結で、さらっと読み進められました。ここではぼくが気になったウォルト・ディスニーの習慣をピックアップしたいと思います。
許 成準『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』
この本は目次を読んで、気になったものをかいつまんで読む、っていう使い方が良いと思います。ともすれば目次さえ読めばいいのかも、、、
はじめに
第1章 集中力を強化するライフハック
自分の残りの寿命を確認する パトリック・コリソン
許 成準『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』
ランチを減らして集中力を高める ウォルト・ディズニー
ささいな問題は予め選択肢を決めておく リチャード・ファインマン
立って働く アーネスト・ヘミングウェイ
仕事は確信部分から手をつける アガサ・クリスティー
スケジュールを5分単位で管理する イーロン・マスク
「この仕事が最後」と考える フョードル・ドストエフスキー
あえて、うるさいところで考える フォン・ノイマン
朝には目標を、夜には課題を書いてみる ベンジャミン・フランクリン
単純な仕事は音楽の力を借りる ジョナサン・アイブ
自己流のドーピングに身を任せてみる オノレ・ド・バルザック
自分が楽しむことを仕事の目標をする アレクサンダー・フレミング
1章だけでもこれだけの偉人や成功者のライフハックが明かされています。全5章で
第2章 アイデアが湧いてくるライフハック
第3章 仕事の生産性を上げるライフハック
第4章 ストレスに打ち勝つライフハック
第5章 学び、自らを高めるライフハック
と続いていきます。全部で88個の習慣が明かされています。
ウォルト・ディスニーはランチを減らして集中力を高めていた
アメリカのエンターテイメント王、ウォルト・ディズニー。彼の生活習慣は伝記などで語られているようです。
この本で語られていたのはディズニーのランチの習慣。
ディズニーは「ランチを腹いっぱい食べると頭の働きが鈍くなる」として、ランチにはサラダなど軽食だけて済ませていたそうです。
いや、まあまあ普通のことじゃん、と思いつつ、それじゃ腹減って逆に集中できないかも!って思いますが、ディズニーは常時クラッカーやナッツなどを携帯していて、働きながら食べていたそうです。
間食しても問題ない職場環境だったら結構良い方法ですね。っていうか世のオフィスワーカーの人たちは普通にやっていそうな気もします。
腹いっぱい食べると眠くなるってのは誰もが経験的に知っていることですよね。科学的な裏付けもあるみたいです。
人間は、一度に多くの食べ物を摂ると、血糖値が急激に変化して疲労を感じ、眠くなってしまうことが科学的に証明されている。だからたいていの医師は、少量の食べものを何回かに分けて口にすることが、パフォーマンスを維持するのに最適な方法だと指摘する。
許 成準『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』
肉体労働などの力仕事ではしっかり食べないと働けない気がしますけど、デスクワーカーは知っておきたいライフハックですね。
ただ、食べる量のバランスを取るのが難しいそうな気がします。ぼくの場合は間食でも食べ続けてしまいそうな気がします、、ナッツとか、延々食べ続けられます。
タモリは24時間テレビの司会で一切食事をしなかった
ディズニーのエピソードと重なるのがタモリの24時間テレビでのエピソードです。
テレビかなにかで知った話ですが、タモリは24時間テレビの総合司会の時に一切食事をしなかったそうです。
タモリ曰く、「食事を取ると体力が持っていかれるので食べなかった」ということらしいです。24時間テレビの放送中にタモリは水分補給しかしなかったんだとか。
考え方はディズニーと同じですね。
ぼくは以前にこのタモリのエピソードを聞いて真似してみました。
徹夜とかで無理しなきゃいけない時は逆に栄養補給をしないでみたんですね。すると意外にも集中力が保って徹夜も乗り切れたりしました。徹夜の大敵である眠気が来ないんですね。
ボーッとしないし、むしろ緊張感があるというか、いつもよりも研ぎ澄まされたような感じがしました。
まあ肉体労働には向きませんが、頑張らなきゃいけない時、集中力が欲しい時「食べない」っていうのは有用なライフハックの一つだと思います。
おわり
というわけで、タモリとウォルト・ディスニーの共通点の話でした。
『天才たちのライフハック』は割と使える本だと思います。エピソードの一つ一つは簡潔で、逆にいうと淡白でもあるんですけど、実践してみることで自分の身になっていくライフハックも出てくると思います。
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