辞めて行った人々の血や呪いの上に成り立っているホワイトな職場

ダメな日記

ブログを新しくして、初めてか、個人的な愚痴日記を書こうかなと思います。読みたい方はファンタジーとして読んでみてください。

最近、職場で話す人もいなくなってしまったので、仕事については何も思わなかったんですけど、今日は珍しく話せる人がいたので、話していたらいろいろ思うところが出てきました。

人と会話するっていいですね。新型コロナウイルスという切迫した大問題の話題があるため、コミュ障でもなんとなくすんなりと会話ができるなあと思ったりしました。天気とかじゃなんか恥ずかしくて無理なのです。

ぼくは最近全然働いていません。タイミングがタイミングですが新型コロナウイルスの影響じゃないです。働きたくないので働いていないだけです。

そもそも、もうアラフォーなのにフリーターでちゃらんぽらんに生きてきました。もともと週4程度で働いていたのが、今や週1の時すらあります。

肉体労働なんですが、週1って結構すごいですよ。毎週筋肉痛になります。4日出てた時は何もなかったのに。やっぱ人間動かないと衰えるんですね。

働きたくないのは前提として、なぜ仕事が減ったかというと、担当現場を多く持っていた会社のナンバー2的ポジションの社員が最近辞めたからです。その社員の現場によく出ていたぼくは仕事が回ってこなくなったって状況です。

で、会社からは、空いた分はどうするか聞かれ、ぼくは別にそのままでいいっすよと答えました。すると本当に仕事がなくなって、ついには週1出勤になったというわけです。

まあ働きたくないので良いんですけど、現実的には生活が厳しくなるのは目に見えています。貯金を削りつつジリ貧で生きています。どうしよう。

と、今日したいのはそういう話でなく、その社員が辞めた理由です。

その人は仕事はめちゃくちゃできる人でした。辞めた理由は会社とうまくいかなかったから。その話を久しぶりに話した同僚に聞きました。

ざっくり言うと新しい制度を導入する会社の方針が気に入らないから辞めたみたいです。

新しい制度でどう変わるのかと言うと、結構大きな変化でした。ブラックからホワイトへって感じなんですよね。労働環境がめちゃくちゃ良くなるんです。

おお、いいじゃん!って思うじゃないですか、でもそう簡単な話でもなくて。

ぼくは社会経験あまりないので他と比べてどうなのかわかりませんが、結構ブラックな労働環境だったんです、うちの会社は。

昔は社員が昼も夜も働いて、休日は月1日だけで、みたいな時代もありました。そんな労働環境なので体調を崩したりもするわけですが風邪をひくのもNG。穴を開けると罰金を取られていたみたいです。

それが、今年の新入社員から普通の9時5時労働で休みもちゃんと貰えるようになると。

これに納得できなかったみたいです。

一応技術も必要な仕事なので、そんなんで仕事が覚えられるか!ってのもあると思いますし、技術がついてからようやく保証とか給料とかついてきたっていう働き方をしてきた人にとっては待遇が違いすぎる!ってなるのもわかります。マジで寝れないし、寝れない仕事だから危険だったし。

ぼくもフリーターしてないでちゃんと社員なった方がいいなって考えたこともあったんですけど、社員のスケジュールだったら確実に体壊すし寿命縮むし死ぬかもなって思って、社員になることは諦めました。そういう会社です。

ってわけで、ナンバー2が辞めた理由は、乱暴に言うと「俺はこんな辛かったのに、今入るやつがこんなに楽なのは許せん!」ってことだと思います。ここで折り合いがつかなかったみたいです。まあ、ぼくもそんな気持ちはちょっとあります。「そりゃないよ〜〜〜」って感じです。

とはいえ、昔はあんなに辛いことやらされたのに、今のやつは楽すぎるからムカつくっていうのはお門違いな文句な気もしています。

ブラックだったとて、会社をだんだん良くして行こうと思って働いているわけで、だんだん会社はよくなっているんです。昔より今の方がいいのは当然だろうと思います。

なんかこの話を聞いて、ベルセルクの鷹の団を思い浮かべたんですよね。

ただの盗賊から始まった鷹の団が一国の騎士団まで登り詰め、さらに神の国まで作り上げた感じと同じだなと。

盗賊時代を知る者にとって、入っただけですでに食うに困らない騎士団の立場はずるくない?って思うわけです。盗賊というリスクを負い、犯罪を犯して生き抜いて築いた立場。一方で、クリーンでそんな生きる術は知らなくても入団さえできれば似たような立場にたてる新人。

まあベルセルクでは盗賊時代のメンバーはみんな死んで誰一人いませんけどね。うちは2人はいるかな?キャラ的にはピピンと、うーんもう一人は似てるキャラがいない。

ぼくの会社は今まで大勢の人が辞めて行きました。アルバイトは当然辞めるし、社員も、ぼくより後に入った人で続いた人は一人もいません。みんなブラックすぎてやっていけないと罵詈雑言、呪いを残して辞めて行ったし、ちゃんとしている人はすぐに見限ってスマートに辞めて行きました。

それくらいハードな職場にも耐えていたナンバー2は今回の改革が許せなかったのかもしれません。人を使い捨て続けてきた結果少しずつ良くなっていて、盗賊(労基違反)しなくてもよくなってホワイトになりつつある、いいことだけど苦しめられてきた過去の気持ちが呪いになって残るわけです。

ってかこれってぼくの気持ちも混じっています。人のやめた理由なんで実際は複雑で色々あるだろうし、書きながら考えていますが、ぼくの気持ちが多分に入っている気がしてきました。おっさんの気持ちにおっさんが気持ちを重ねている、地獄ですね。

同僚は、ホワイトになったとて、新入社員はそのうち辞めるだろうと予想していました。まあ仕事内容自体は変わらず3Kみたいなもんなので。

辞めて行った人はぼくにとっては魂が解放された人です。もう、言っちゃえば死者。

どこかでそう思っていたからか、ナンバー2が辞めた理由を聞き、グリフィスが屍の山の上に立っているシーンを思い浮かべたんです。あ、また死者が増えたなって。

ベルセルクでは死者が増えれば城に近づくんです。うちの会社も一緒です。辞めて行った人たちの血や呪いの上にホワイトな職場が出来上がるんです。

ぼくはというとベルセルクで言うとシラットみたいな立場かなと思いました。どこにも属さず、そこそこベルセルクの世界を見ている。

そんなシラットみたいに立ち回れればいいんだけどな、などと考えています。まあ、それだと最初に書いた通りジリ貧なわけですが。

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