(こちらは2017年に書いた記事です)
4月2日日曜日の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』でダウンタウンのフリートークが復活した。
ガキの使いでこの様な形で2人でフリートークをするのは実に8年ぶりのことらしい。僕はもう復活することはないんじゃないかなんて思っていた。それだけに、ファンにとっては本当に嬉しいことである。
とはいうものの、メインだったハガキトークはまだない。現時点では復活というよりは新しいトーク企画が始まったという感じに見えた。
見せ方が変わった
今回の『ガキの使い』は、話題になったフリートークの復活はもとより、今までになかったオープニングも追加されていた。
オリジナルの曲もあってスタイリッシュなやつだ。ちゃんとしたテレビ番組という感じである。以前のガキの使いのいきなり始まるアングラ感はなくなり、ポップに生まれ変わっていた。見せ方が変わったなという印象だ。
高価そうなスーツ
トークは超懐かしい音楽とともに、きちっとしたスーツを着たダウンタウンの2人が登場して始まった。
2人がお揃いのスーツで登場ってなかなかないんじゃなかろうか。結構高価そうなキラキラした感じのスーツ姿はちょっとした違和感があった。
2人ともスーツを着る様なテレビ番組(ダウンタウンDXの特番とか)でも浜田だけはノーネクタイだったりしたから、今回のお揃いのスーツ姿は若干の違和感があった。
ゴージャスなセット
セットも新しくなっていた。ガキのフリートークのセットは、安っぽい意味不明なデザインのセットというイメージがあるが、今回はゴージャス志向。ゴールドとワインレッドを基調とした金ピカな感じ。シャンデリアがあったりもする。
綺麗なスーツとゴージャスなセットは、なんだか『しゃべくり7』みたいな印象を受けた。まあ同じテレビ局だし、必然なのかもしれない。
テロップの存在
この8年ぶりの復活での最大の改良点、というか違和感。これはツイッターでも多々言われていたが、「テロップが出る」ということである。
このテロップ、結構出ていた。多かったから気になったのかもしれない。僕はいらないなと思った。テレビ感がすごいのだ。「わかりやすすぎる」という違和感だ。ブログでいうと、太字や大きい文字が多すぎて、どこを強調したいのかわからない文章みたいな感じ。過剰演出。
今回のトークの復活は、様々なリニューアルによって「ダウンタウンの立ち話を聞く」というところから「TVショー」に移り変わったという印象を受けた。
肝心のトークの内容は?
ポップにスタイリッシュになって帰ってきた、ガキのフリートーク。肝心の内容はどうだったろうか?
最初は浜田がよく喋り、なんかちょっと力が入っているのかなと思った。話題の提供を浜田がやっているところが、ダウンタウンではあまり見ないバランスという感じ。まあ昔もたまにあったけど、ダウンタウンは喋り出しはいつも松本で、浜田が話を聞くというスタイルが基本だったと思う。
でもやっぱりトークの内容、2人の掛け合いは面白い。聞いたことがあるネタを挟みながらだんだん温まってくるトーク。その中で新しいトークもある。
そういえば松本に子供ができたあたりからトークがなくなったから、子供ができて環境が変わった今の松本の視点の話が聴けるのが新しいところだ。「35-17の話」は特に面白かった。
ハガキトークも復活してほしい
今回リニューアルされたトークを見てみて、昔のシンプルな演出も良かったんだなあとちょっと思った。ゴージャスになった画とテロップにまだ違和感がある。セットの本棚とかちょっと目に入って気になる。まあこれは慣れだろうけども。
そして肝心のハガキトークがまだ復活していないというのが心残りだ。今後ハガキトークの復活はあるのだろうか?
今回のフリートークはネタっちゃネタな訳である。どこかで喋った話がメインだった。それを素材として、新たにトークするという感じだ。
ハガキトークは違う。何が出るかわからない発想の笑いなわけである。フリートークとともに、ハガキトークも是非とも復活してほしい。
浜ちゃんはフリートークをやりたかった↓
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