<数年前に旧ブログに書いた記事です>
今日は、腹の立つことがあってイライラしながら仕事をしていた。
2社の共同作業、決定事項が知らされない現場
僕の仕事は肉体労働の現場仕事だ。この日、現場にはうちの会社含めて2社いた。仕事は互いの責任者同士で打ち合わせをしてから、あとは現場の作業員が作業をする。
この時の事前の打ち合わせの決定事項が、現場の作業員に細かいところまで連絡されていなかった。まあよくあることではある。
これが原因で作業中、2社の会社間でもうちの作業員の間でも行き違いが生じて、スムーズに作業が進まなかった。
僕も現場で作業をしている最中に、同僚に「あれ?知らないの?」だったり、逆に「えーそうなの?」と知らないことがあった。小さなことなのだけど、作業効率に関わってくるような情報だ。
僕の立場上、他社の作業員にも指示というか状況説明をしなければならなかった。初めて一緒に仕事をする会社だったし、進捗を伝えるときにはとりあえずは丁寧に伝えなければならない。
ただ、そんな事前打ち合わせのアナウンスがきちんとされていない現場では、ほとんどできることがない。
向こうの作業員は入れ替わり立ち替わり僕のところに来るので、同じことを2、3度説明する必要があった。これが非常に面倒臭くてイライラした。
伝える必要があった内容はほんの些細な、技術的には簡単なことではあるので、それだけにイライラした。1度伝えた内容は、そっちはそっちでまとめてくれよと。
まあ、僕の職場ではこんなことってよくあると言えばよくある。だけど、今日は知らないもう一社の作業員とも協力してやらないといけなかった。作業人数も多かった。
なので小さな摩擦程度でもいつもより負担が大きくなった。このせいで本当に疲れた。
現場は流れ作業なのでどんどん進んで行っている。その都度やらなけらばならないことは変わっていく。始まってしまってはもう後戻りはできない。
一旦区切って休憩などしてその時に落ち着いて話せばいいけど、ぼくにはそういう権限もない。作業しながらの人に説明するっていうのは結構難しいことでもある。落ち着いて冷静に話を聞ける状態でもなかったりする。
自分ではどうしようもないからイライラする
僕などでは、昨日の記事の松本さんのように、怒りをウィットに富んだジョークにして解決するなど到底不可能である。あんなのは天才の仕業なのだ。
怒りに対しては、原因究明をすることくらいしかない。問題点を暴き出して、どうすればいいか考えて実行する。
原因究明をした結果「それならしょうがないよね」と思える理由であるなら腹は立たない。だいたいは費用対効果をどう捉えているか、考え方の違いに落ち着くような気がする。
ただし、今回の原因といえばあまりにも簡単だ。責任者同士の打ち合わせの意思決定を、現場の作業員へ周知徹底していないのだ。こんな簡単なことなのに上はやってくれないから、やっぱり腹が立ってしまう。原因がわかったところで自分ではどうしようもないことなのでイライラするのだ。
なるようになる、でやっている
現実問題、そういった煩わしさはあったものの、作業自体はそれなりの品質を保って終わった。
つまり、作業員への周知徹底と的確な指示がなくても、現場に混乱と不満が渦巻いても、現状ではビジネスとして成り立っていると言える。
ただ僕からは、決定事項の周知徹底と的確な指示があればもっと削減できるところがあるように思える。少なくとも人件費は確実に減らせただろう。
そうやって削減するところは削減して分配するところには分配しないと長くは持たないような気がする。まあ知ったこっちゃないけど。
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