最近はめっきり新しい音楽を
聴かなくなってきました。
テレビの音楽番組も見ないし
(っていうかもう今やってる
音楽番組はMステくらい?)
見る番組は決め打ちで
バラエティばかりなので
入ってくる情報が偏っています。
まあ「今年の流行語」とかで目にして
初めて知るってのが多いです。
最近はニジューなんですかね。
まあアイドルだからおっさんには関係ないし
少女時代とかカラとかが
聴こえなくなってきたので
この人らも一過性だろうな
とか思ってしまいます。
長く生きて経験を積むと
行く末が見えて悲観的になります。
何が言いたいかというと
新しいものは聴かず、
懐メロばかり聴いているよってことです。
そうすると聴いていた頃には
気がつかなかったことに気がついたり、
違った聴こえ方がしてきて
感慨深いものがあります。
あの頃あんなに好きだったのに、
今聴くと演奏の雑さに気がついて
聴かなくなってしまったり、
その逆もあります。
演奏がやっぱり最初に入ってきますが、
歌の歌詞も結構違って聴こえます。
「ああこの人たちは20代で
既にこんなことを歌っていたんだな」
とか思ったりしますね。
小学生の頃は「そんなもんなのかな」
って思っていたことが今
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!」
ってなったりします。
最近はSyrup 16gにハマっています。
当時はあまりCDが買えなくて、
彼らが活動していた時からは
ちょっと遅れた頃に友人とかに借りて
聴いていたような気がします。
シロップは歌詞が刺さるんですよね。
当時も
「ああこんなことを歌う人たちがいるんだ」
って思ってすごく好きになりました。
なかでも覚えているのが
『coup d’Etat』
というアルバムに入っている
「手首」って曲です。
曲の入りからこんな歌詞で
「うう、俺のこと歌ってる」
って思ったんですよ。
くだらない事言ってないで早く働けよ
Syrup 16g 「手首」
無駄にいいもんばかり食わされて
腹出てるぜ
でも当時はまだ腹出てなかったので
ギリギリセーフだなとか思っていたんです。
それが10年以上経って
またハマって久しぶりに聴いてみたら
「腹も出てるじゃん」ってなりました。
ものすごいグサッときました。
「腹出てないから大丈夫だなー」
とかのほほんと思っていた
あの頃の自分を思い出し、
なんか時の流れと老いを感じました。
まあくだらない事は言い続けると思うし
なるべく働きたくないっていうのは
変わらないですが、
やっぱり腹は引っ込ませたいところです。
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